修士課程
2006年に、従来の社会人コースを廃止し、工学研究科の協力を得て経営管理専門職大学院、法学研究科に協力して公共政策専門職大学院を設けた。その結果、修士課程は博士前期課程として一本化したので、修士課程の教育理念は博士課程の教育理念と基本的に同一である。修士課程では、研究者を目指す人に対して、授業および修士論文作成を中心にした個人指導により、経済学と関連領域の蓄積を継承させ、研究に必須の基礎学力および分析能力を身に付けさせることを目標としている。
博士後期課程
博士後期課程では、自由と自主を尊重する学風のもと、修士学位を取得したのちに博士学位(経済学)の取得を目指す人に研究の場と指導を提供し、経済学の先端的課題や経済社会の諸問題に果敢に挑戦し、社会の期待に応えられる研究者を養成することを目的としている。平和かつ豊かで調和ある地球社会とその輝かしい未来の構築に寄与するという、わが国の学術の崇高な理念に照らして、経済学という学問の知恵、知識、技術を通じて現代社会の様々な課題に貢献することのできる創造的能力をもった専門的人材を育成することが研究科の教育の基本理念である。
この理念を実現するために、わが研究科では多様で高度な専門能力をもつ教員を擁し、経済哲学から理論、歴史、政策、応用経済学、経営・会計学等の諸分野にわたる幅広い教育をおこなっている。多元的な研究方法と多様性に富む研究課題も尊重されている。研究科では、多数の演習とワークショップを設け、諸外国や学外からも多数の研究者を招き、様々なプロジェクトをおこなっているが、大学院生は個人指導を受けるほかにそれらにも積極的に参加して研究能力を高めている。こうした経験を通じて、広範な知識と、専門家としての論理的かつ独創的な分析力を備え、国際的な視野をもち、今日の社会の複雑で多様な要請に応える創造的・開拓者的な研究者へと成長することが望まれる。また、研究科を修了する多くの人は、将来、教育・学術・その他の分野において指導的役割を果たすことが期待されているので、公正で寛容、かつ人間愛豊かな人格を磨くことも目標の一つである。
