京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

修士・博士をめざす方へ

大学院経済学研究科では、先端的な経済学や経営学の研究能力、専門的な経済分析能力、国際性と学際性を高める観点から、複数のプログラムやコースを用意しています。


まず、修士課程では、2019年度より①博士後期課程進学を目指す「研究者養成プログラム」、②2年間で修了を目指す専門的な経済分析能力を持つ「高度専門人材養成プログラム」を開設しました。修士課程の入試には、1)筆記試験や口述試験(研究者養成プログラムのみ)で学力判定を受ける「一般選抜」と、2)日本の大学を卒業予定で、学部成績が優秀で大学院での研究目的が明確な学生を選抜する「特別選抜」があります。

博士後期課程では、専門能力と高い業績を持つ研究者のもとで3年間研究指導を受けて、博士号取得を目指します。博士後期課程へは、①修士課程「研究者養成プログラム」からの進学、②修士課程「高度専門人材養成プログラム」から選考を経ての進学、③博士後期課程編入学試験(一般選抜・社会人特別選抜)による編入学の道があります。

修士課程、博士後期課程には、従来の日本語による教育を主としたコースに並行して、英語による国際コースである「東アジア持続的経済発展研究コース」があります。これには、日本からも入学できるようになりました。

また、2018年度の大学院入学生より、学部・修士課程を通算5年間で修了できる「学士・修士5年プログラム(単修制度)」を設置しました。このプログラムでは、経済学部での成績や面接により選抜された学生は経済学部4年次において大学院の科目の一部を受講し、修士論文作成に向けた研究指導を受けることができます。また「特別選抜」入試を経て経済学研究科に入学した場合、修士課程を1年で修了することができます。