京都大学大学院経済学研究科付属プロジェクトセンター

4/15 【応用ミクロ経済学WS・都市経済学WS】共催ワークショップを開催しました!

2014年04月16日

4月15日に応用ミクロ経済学ワークショップ・都市経済学ワークショップ合同での研究会を開催し、Washington University in St. LousのMarcus Berliant先生をお招きして”Locational Signaling and Agglomeration”というタイトルで報告していただきました。ファッションデザイナーがミラノに集まっているなど、特定の都市に同一の職業の労働者が集まるようなことがしばし観察されています。これを解明するために、この研究では居住地域を選択するモデルに労働者の能力の差異に関する私的情報を導入したモデルを考え、居住地域の選択が私的情報のシグナリング行動となる条件について分析した結果、労働者の能力の高さと住宅に対する限界支払い意思額が負に相関する場合はシグナリング行動が現れるが、正に相関する場合はシグナリング行動は観察されないことが示されました。様々な興味深い拡張の可能性が論点として上がり、活発な議論が交わされました。

 

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