京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

留学体験談 -experience-

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シンガポール・マネジメント大学 -Singapore Management University-

研究・学習成果 -studying-

  • プレゼンテーションやディスカッション、ゲストスピーカーによる講演によって構成された、様々な組織におけるリーダシップの在り方について学ぶ講義では、世界各地におけるリーダシップの認識を共有し、体系的にリーダシップいついて学ぶことがでました。また、2度もプレゼンテーションを経験できたので、大勢の前で伝えたいことを言葉にするという貴重な機会にもなりました。
  • 就職を希望している業界の実務に近いケースや教授の体験談などの話を聞くことができ、非常に参考になりました。

出発前の各種手続き、準備 -preparation-

  • SMUから非常にわかりやすいインストラクションが送られてきたので、それに基づいて手続きを進めるだけで、各種手続きを終えることができました。
  • 注意点としては、交換留学生用ポータルサイト、学習用のポータルサイト、雑費振込用のサイトなど、多岐にわたって登録するサイトがあるので、ID及びPWをしっかりとメモしておかないとアクセスできなくなる可能性があることです。
  • シンガポールでの留学には学生ビザが必要ですが、渡航後に一斉応募する方法もあり、その場合は最初に申請なしの観光用として入国する必要があるので、事前に確認することが求められます。

寮生活、その他生活 -living-

  • SMUには大学が所有している寮はなく、大学がお薦めしている民間の寮、あるいは自分で住居を探すことになります。私は後者で、インターネットでコンドミニアムのルームシェア物件を見つけました。前者はそこまで綺麗な環境ではないのに料金も高いので、個人的には後者をお薦めします。
  • 私は自分の興味分野である金融業界でシンガポールをベースにして働いている方を中心に30人近くの方々とお会いして、視野や知見を広げることに努めました。これによって得られたネットワークは将来自分の人生での助けにもなると思っています。

留学中の問題点・困難な点 -difficulties-

  • SMUには留学生用のプログラムがなく、現地生徒同様の環境・条件で授業を受けることになるので、言語や文化という観点で授業に関してハンディキャップを感じることもあります。
  • シンガポールアクセントの英語は1ヵ月もすると耳慣れしますが、それまでは自分から発言するのではなく、傾聴して相手を理解することでいっぱいいっぱいといった状態になります。また、成績が相対評価なので、現地の授業様式に慣れた優秀な学生を相手に評定を争うことになり、良い評定を取ることは極めて難しいと思われます。

当初の目標と達成度、これから留学する人へのアドバイス -achievement and advises-

  • しっかりと授業に取り組み、様々な国籍の学生と意見交換しながら学習できたことは非常に満足のいく経験でした。
  • 学外活動において数多くの社会人にお会いすることでネットワーキングができ、とくにシンガポールということで金融関係のお仕事に就いている方が多く、非常にありがたかったです。