京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

留学体験談 -experience-

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フィリピン大学ロスバニョス校 -University of the Philippines Los Baños-

研究・学習成果 -studying-

  • 経済学系を4科目(週8コマ)受講したが、学部でしっかりと経済学を勉強していたということもあり、ある程度慣れてくると比較的時間の余裕があったように思います。また、1科目当たりの講義が週2回なので、知識が定着しやすく、レポートを書く機会を与えられたことで、英語で自分の考えを整理し、アウトプットする力が身につきました。
  • グループワークが結構あったので、そうしたことを通じて友人ができたこともよかったです。
  • 講義全体としてはインプット中心で、テストの成績でほとんど評価されてしまうように感じられ、ある程度の英語力がある人にとっては学生の平均的なレベルがやや低いと感じられるかもしれません。

出発前の各種手続き、準備 -preparation-

  • 海外保険の加入に加え、初めて東南アジア等に行かれる人は、予防接種を受ける必要があるかもしれません。

寮生活、その他生活 -living-

  • 留学中は8か月間、International Houseという大学院生用の学生寮に特別に滞在させてもらいました。家賃は1か月で1200円ほど、その分エアコンがなかったり、バスルームが共用だったりしましたが、様々な国から来た人たちと交流したり、彼らの研究に関する話を聞けたりと、とてもいい経験になりました(ルームメートは、ナイジェリア人、ガーナ人、フィリピン人の3人でした)。
  • ルームメートと度々食事にでかけたり、ハイキングに行ったりとよい時間を過ごすことができました。
  • 月に7000円ほど払うと、グレードの高い寮に泊まることもできるようです。基本的に、東アジアや欧米からの留学生はその寮に泊まっていました。
  • 大学が郊外にあり、「学生の町」といった雰囲気の地域だったので、非常に住みやすかったです。
  • フィリピン人は基本的にとてもフレンドリーなので、飲みになど行けば次々に紹介されることで友達ができ、交友関係に苦労することは全くありませんでした。また首都のマニラにも1時間ほどで行くことができ、週末などに遊びに行くことが時々ありました。

留学中の問題点・困難な点 -difficulties-

  • 書類の処理などで少々手間取ることがありました。

当初の目標と達成度、これから留学する人へのアドバイス -achievement and advises-

  • 今回の留学にとても満足しています。
  • 学習面に関しては、講義を受けるだけでなく、実用的な経験も積ませていただきました。生活面に関しても、素晴らしい友達に巡り合うことができました。
  • 近々また遊びに行こうと計画するほどに、留学していた地域に愛着を持つことができました。