学部・公共経済学(2001)
Public Economics


公共経済学(2001)スケジュール
公共経済学(2001)シラバス
ミニ・レポートについて
公共経済学公開セミナー
期末試験雑感

公共経済学(2001)シラバス

授業科目名:公共経済学
単位数:4単位
配当学年:3・4
授業形態:週4時間
期間:前期
担当者所属・職・氏名:助教授・依田高典

  
教科書:依田高典「ネットワーク・エコノミックス」日本評論社、2001年
指定書:岡敏弘「環境政策論」岩波書店、1999年
参考書:依田高典「不確実性と意思決定の経済学」日本評論社、1997年
私の基準では、教科書→指定書→参考書の順に、講義における購入必要優先順位が下がります。
オフィスアワー:講義終了後1時間、予約により随時
成績評価の方法:レポートとテスト
  
講義内容:
  公共経済学は市場メカニズムの失敗と公的規制の限界を包括的に分析する学問です。本講義では、2つのテーマを取り上げ、講義します。第1のテーマは厚生経済学で、様々な市場の失敗とそれに対する政策を勉強します。第2のテーマは情報通信経済学で、様々な政府の失敗とそれにまつわる規制緩和を勉強します。
『厚生経済学入門』
市場メカニズムの失敗(外部性・公共財等)を合理性の限界という視点から検討していきます。ミクロ経済学の超合理的経済人を仮定することに甘んぜず、費用便益分析・異時点間の意思決定・不確実性下の意思決定・不平等の社会選択のようなトピックを取り上げ、経済政策上の理論と現実の緊張関係を勉強します。
『情報通信経済学入門』
情報通信・エネルギー・交通のようなネットワーク産業(自然独占的産業)を例にとり、その理論と政策を勉強します。伝統的な公的規制産業が規制緩和されるにいたった歴史的経緯、ネットワーク産業における公正な競争政策、アクセス・チャージとユニバーサル・サービスのような産業固有の問題をとりあげます。
  
是非履修すべきもの:経済原論I(特にミクロ経済学)
履修が望ましいもの:経営数学、応用経済論

公共経済学(2001)スケジュール
 
日時:水曜日第IV限(14:45-16:15)・第V限(16:30-18:00) 場所:法経第2番教室
予定は常に変わるので、まめにチェックして下さい。教科書:依田高典『ネットワーク・エコノミクス』(日本評論社,2001)が発売されましたので、必要な方は購入して下さい。
  
前期集中:
第1回 4月18日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 ガイダンス 登録用紙(pdfファイル)
 第1章 新旧産業組織論とネットエコン(docファイル/pptファイル)
第2回 4月25日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第2章 コンテスタビリティ理論と規制緩和:理論編(docファイル/pptファイル)
 第3章 コンテスタビリティ理論と規制緩和:政策編(docファイル/pptファイル)
第3回 5月9日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第4章 ボトルネックの独占の経済理論(docファイル/pptファイル)
 第5章 アクセス・チャージの経済理論(docファイル/pptファイル)
第4回 5月16日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第6章 ネットワーク外部性の経済理論:理論編(docファイル/pptファイル)
 第7章 ネットワーク外部性の経済理論:政策編(docファイル/pptファイル)
第5回 5月23日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第10章 インセンティブ規制の経済理論(pptファイル)
 第9章 ユニバーサル・サービスの経済理論(pptファイル)
第6回 5月30日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第11章 日本のテレコム改革20年(docファイル)
 第12章 IT時代のテレコム改革(pdfファイル)
 公共経済学公開セミナー 電気通信の課題とNTTの取組み」 講師:NTT西日本
第7回 6月6日 依田高典(2001)「ネットワーク・エコノミクス」日本評論社
 第8章 料金体系の経済理論(pptファイル)
 第13章 複雑系とネットワーク・エコノミクス(pptファイル)
第8回 6月13日 エコノミックスvol.4「ITの喧噪を超えて」東洋経済新報社 から内容抜粋
 レジュメ1/レジュメ2/レジュメ3(pdfファイル)
第9回 6月20日 電力産業特集
 講義:電力産業の簡単な概説
 公共経済学公開セミナー 電力産業の課題と関西電力の取組み」 講師:関西電力
第10回 6月27日 最近のIT革命をめぐる論壇について(pptファイル)
第11回 7月4日 ガス産業特集
 講義:ガス産業の簡単な概説
 公共経済学公開セミナー ガス産業の課題と大阪ガスの取組み」 講師:大阪ガス
第12回 7月11日 ディスカッション&フリー・トーキング
 ネットエコンまとめ(pptファイル)

ミニ・レポートについて
  
公共経済学公開セミナー毎に、ミニ・レポートを提出して頂きます。A4用紙1枚に、入学年度・学部・学籍番号・氏名・レポートのタイトルを明記の上、講義時に提出して下さい。表だけで用紙が足りない場合は、裏に続けて書いて下さっても結構です。期日終了後は一切受けとりません。レポート用紙(pdfファイル)はこちらを用いて下さい。学生同士で同一・類似のレポートは私の判断で採点の対象から除外します。Eメイルでのレポート提出は受け付けません。
第1回レポート 締切6月6日 公開セミナー「電気通信」について 感じたことを自由に論ぜよ。
第2回レポート 締切6月27日 公開セミナー「電力」に関連して、自分でテーマを設定し自由に論ぜよ。
第3回レポート 締切7月11日 公開セミナー「ガス」に関連して、自分でテーマを設定し自由に論ぜよ。
ガイドライン:ポイントを幾つか列記しますので、今後の参考にして下さい。(1)公開セミナーの単なる要約ではなく、特に興味深かった内容が何であったかを明らかにし、その理由と自分の意見を述べること。当然、自分で各種資料・文献にあたることが望ましい。また、講演の内容に全く触れていないのも、講演に関する本質的な理解を疑われる。(2)手書きレポートは避け、ワープロ印刷が望ましい。分量としては、A4用紙1枚に両面で印刷する程度が適当である。起承転結のない文章、段落分けのない構成は、丁寧に読んでもらえない。(3)日頃の講義・独学から得た知識・理論を巧みに絡ませ、レポートの内容を豊かにする工夫が期待される。以上、頑張って下さい。(2001.6.6)

期末試験雑感

評定に用いる総合得点:期末試験(Max100点)+ミニ・レポート(Max15点)×3回。
平常点に救済の含みを持たせるため、若干ミニレポートの扱いを大きくしました。
原則的に、優良可不可の比率は、2:4:2:2程度の方針。ただし、変動あり。
経済学部学生と法学部学生とでは、試験時間と問題が異なりますので、別途成績を付けます。
個別の成績の問い合わせや泣きつきはお断りします。
<経済学部>
受験者120名中、一定の基準レベルをクリアした答案20枚、その中で優秀と思われる答案6枚。
以下は期末試験で基準レベルをクリアした答案の学生番号。優秀なものには○印。
○120073, ○120206,120313,121123,121491,○121517,○122597,132637,○110685,110765,110907,○111225,111440,111913,112349,112591,100203,100901,090116,070122
ただし、これにミニ・レポートの得点が加わりますので、最終評価ではありません。
<法学部>
受験者32名中、一定の基準レベルをクリアした答案12枚、その中で優秀と思われる答案6枚。
法学部生でこの講義を最後まで受けた学生は純粋に講義内容に興味を持ったのであろう方。
気の毒ですが、法学部内規による相対評価上、優をとるのは厳しい争いです。
期末試験で優秀な答案の学生番号のみ。
○110191,○111447,○112801,○113924,○093957,○094481
ただし、これにミニ・レポートの得点が加わりますので、最終評価ではありません。
 
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