都市経済学 (前期 月曜2限) |
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概要・目的 |
合理的な都市政策を見出すためには、都市における経済活動のメカニズムを理解したうえで、政策手段の効果を正確に評価する必要がある。都市経済学は、土地問題、住宅問題、交通問題など現代都市に特有の諸問題に対して、主にミクロ経済学の理論に基づいて分析を行う経済学の一応用分野である。その際、空間的側面に焦点をあてていることが、他の経済学諸分野と比べた都市経済学の大きな特徴である。本講義では都市経済学の基礎を習得することをめざす。
第1―2週 都市形成のメカニズム
(=「なぜ人や企業は都市に集まるのか」)
第3―4週 家計および企業の立地選択
(=「様々な経済活動は都市内のどこに立地するのか」)
第5―8週 都市の土地利用の決定
(=「都市内における地価の高低はいかなる要因で決まるのか」)
第9―11週 都市の規模と分布
(=「大都市や小都市はどこにできるのか」)
第12―13週 交通問題と交通政策の効果
第14―15週 都市財政と公共財の供給
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授業計画と内容 |
履修要件 |
「ミクロ経済学入門」を履修済みであることが望ましい |
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成績評価の方法・基準 |
期末試験による |
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教科書 |
佐々木公明・文 世一,「都市経済学の基礎」,有斐閣, 2000年 |
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講義資料 |
4月11日 日本の都市化 |
5月16日 つけ値地代曲線の傾きを求める |
6月13日 用途規制―@ 用途規制―A |
6月20日 中心地システム |
6月27日 人口分布と交通ネットワーク |
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期末試験 |
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問題
解答
成績
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