- ゼミ活動
- ◆演習目的
企業組織で働く人々のマネジメントについて、組織行動論の観点から考察します。
個人や他者との人間関係、組織との関係作り、リーダーシップの発揮、関係者との
コミュニケーション等についての理論的諸説に触れながら、調査を通じた研究手法を学びます。
演習の目的として、企業組織内の人間に関する複雑な事象を理解し、現実の問題点の
把握や解決策を導くためのアプローチについて、他の学生と協力しながら考えていきます。
また、日本企業や海外進出の日系企業を対象として、従来の問題点を踏まえた今後の
組織マネジメントの展望について独自の論点を見つけます。
- ◆到達目標
・組織における複雑な事象についてミクロ組織行動論の視点での分析能力を身につける。
・主体的にテーマを設定し、調査などの研究方法を用いた問題解決を試みる。
・企業組織のマネジメントの実態を理解する。
- ◆授業計画と内容
・ミクロ組織行動論に関連する文献(モチベーション.リーダーシップ.キャリア等)を輪読する。
・調査手法と論文の書き方を学ぶ。
・テーマを決め、個人またはチームワークで研究プロジェクトを進め、発表を行う。
・調査の内容をまとめてレポートを作成する。
・(必要に応じて)企業訪問、または企業の方を招き、ゼミで話をしてもらう。
- ◆成績評価の方法・観点及び達成度
・発表とディスカッション、研究プロジェクトへの貢献、レポートの提出。
- ◆『わたしと仕事 広島2012』アンケート調査報告書(2013年1月27日)
広島で働く皆様を対象とした『わたしと仕事 広島2012』の調査報告書をまとめました。
広島市立大学4年生の卒論ゼミメンバーを中心としてアンケート調査を実施したものです。
各種統計処理を行ない、人的資源管理と経営組織論の専門的な観点から分析しています。
この調査では、社員の会社に対する意識と仕事への動機づけのメカニズムを明らかにする
ことを心がけました。分析結果に基づき、問題の所在を明らかにしつつ、働き甲斐や会社に対する
意識を高めるために必要な具体的な施策も提示しています。
ご興味のある方は 報告書 2012.pdf をご覧ください。
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