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Economic Dynamics Seminar

経済動学セミナーのお知らせ(京都大学大学院経済学研究科公認セミナー)

◆セミナーの目的
本セミナーは,経済理論および現実の経済社会を重視し,経済成長や景気循環などに関する最先端の理論分析および実証分析における研究成果の報告や議論を通じて,さらなる研究推進を図ることを目的としています.

◆対象
学内外の研究者,学内外の大学院生,京都大学の学部生

会場準備の都合上,参加される方は下記のお問い合わせ先へご連絡ください.
*京都大学の所属でない大学院生は,氏名,所属大学・研究科,専攻,学年,指導教員名などの自己紹介を明記し,事前に参加申込の連絡を必ず行ってください.

お問い合わせ先: 佐々木 啓明(京都大学大学院経済学研究科) E-mail: sasaki.hiroaki.7x[at]kyoto-u.ac.jp

*新型コロナウイルス感染予防策として,教室密度を下げて開催いたします.
 ご来場の際は,感染防止策としてマスクの着用をお願いいたします.


【今後のセミナー 2021年度】

■第11回・経済動学セミナー(国際価値論研究会との共催)
日時:2021年10月30日(土)13:30-16:30
場所:オンライン会場

報告者: 佐藤 秀夫 氏(東北大学名誉教授)
報告論題: An Input Trade Model with Keynesian Unemployment: Bridging a Gap between Trade Theory and International Input-Output Analysis
報告要旨: 本報告では、規模に関して収穫不変かつ国/財ごとに異なる中間投入、2国以上で共通に生産される貿易財と定義される連結財、ケインズ的失業をもつ貿易モデルを提示する。線形で一般的な投入係数、需要変化にさいして安定的な価格構造、短期的な供給弾力性を持つので、このモデルは国際産業連関表(分析)と整合的である。このモデルは、各国の生産技術・労働賦存量・失業率の上限・上乗せ率(利潤率) ・最終需要が与えられれば、国際分業パターン・財価格・賃金率・産出量・雇用量(失業率)・国民所得・所得分配・貿易量/額を決定する。
重要な発見の1つ:中間投入をもつ貿易においては、各国が比較優位にしたがって貿易するにもかかわらず、投入労働量が増大するという意味での貿易不利益が発生しうる。
討論者: 岡 敏弘 氏
お問い合わせ先: 岡 敏弘(京都大学公共政策大学院,京都大学大学院経済学研究科) E-mail: oka[at]econ.kyoto-u.ac.jp


■第10回・経済動学セミナー
日時:2021年10月3日(日)15:00-17:00
場所:京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室(ハイブリッド)

報告者: 岩井 克人 氏(国際基督教大学特別招聘教授,東京大学名誉教授)
報告論題: Disequilibrium Dynamics of the Monetary Economy: A Micro-Founded Synthesis of the Wicksellian Theory of Cumulative Process and the Keynesian Theory of Effective Demand
報告要旨: Macroeconomics lacks a micro-foundation for its foundation - the decentralized price-mechanism. This paper derives prices as behavioral variables from models of monopolistically competitive firms and builds a macrodynamic theory of the monetary economy on such micro-foundation. It shows the following. If prices are flexible, any deviation of the aggregate demand gap from zero inevitably generates errors in firms' expectations, thereby rendering rational expectations logically impossible. Firms' simultaneous attempts to rectify their errors start a Wicksellian dynamic process that drives the average price away from equilibrium. If prices are randomly sticky, any aggregate demand gap becomes compatible with firms' rational expectations, and the economy is stabilized at one of the infinitely many Keynesian equilibria. If prices are endogenously sticky, the economy approaches a Keynesian equilibrium as long as the aggregate demand gap stays within a band, although too large a gap triggers a Wicksellian cumulative process. The paper also provides a critique of rule-based monetary policies.
司会者: 佐々木 啓明(京都大学大学院経済学研究科)


【過去のセミナー 2021年度】

■第9回・経済動学セミナー
2021年7月16日(金)12:00-16:30 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館1階・101演習室(ハイブリッド)
・國枝 卓真(関西学院大学経済学部): Flying or Trapped?  司会: 佐々木 啓明(京都大学大学院経済学研究科)
・溝渕 英之(龍谷大学経済学部): On Generalized Diewert Functional Form  司会: 亀井 慶太(西南学院大学経済学部)
・中村 保(神戸大学大学院経済学研究科): Stone-Geary type preferences and the long-run labor supply  司会: 佐々木 啓明(京都大学大学院経済学研究科)

■第8回・経済動学セミナー(ポスト・ケインズ派経済学研究会との共催)
2021年6月19日(土)13:00-18:00 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室(ハイブリッド)
・岡原 直人(京都大学大学院経済学研究科・博士後期課程3年): The Effect of Interaction Between Capital and Liquidity Regulations on Banks Behavior 司会: 内藤 敦之(大月短期大学経済科)
・吉田 博之(日本大学経済学部): Alternative Monetary Policy Rules and Expectational Consistency (by Carlos Eduardo Iwai Drumond, Cleiton Silva de Jesus, Joao Basilio Pereima, and Hiroyuki Yoshida) 司会: 二宮 健史郎(立教大学経済学部)
・藤井 聡(京都大学大学院工学研究科,京都大学レジリエンス実践ユニット長): 政府の経済財政政策に対する支援研究〜政府モデルの検証と機能的財政政策実用モデルの構築〜 司会: 浅田 統一郎(中央大学経済学部)
・服部 茂幸(同志社大学商学部): 分裂するヨーロッパ―グレート・リセッションのヨーロッパ起源 司会: 薗田 竜之介(佐賀大学経済学部)

■第7回・経済動学セミナー
2021年4月15日(木)13:30-17:30 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館1階・105演習室(ハイブリッド)
・小川 翔吾(京都大学大学院経済学研究科・博士後期課程3年): Numerical Analysis of the Disequilibrium Monetary Growth Model: Secular Stagnation, Slow Convergence, and Cyclical Fluctuations (with Hiroaki Sasaki) 司会: 溝渕 英之(龍谷大学経済学部)
・中尾 将人(千葉商科大学商経学部): Purchase of Government Bonds by a Supernational Central Bank and Its Impact on Business Cycles (with Toichiro Asada) 司会: 佐々木 啓明(京都大学大学院経済学研究科)
・大野 隆(同志社大学経済学部): Capital-Labor Conflict in the Harrodian Model 司会: 岡 敏弘(京都大学大学院経済学研究科)

【過去のセミナー 2020年度】

■第6回・経済動学セミナー
2020年11月27日(金)14:00-17:00 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室
・安達 貴教(名古屋大学大学院経済学研究科): 「『シカゴ価格理論』に学ぶ」 司会: 金子 創(大分大学経済学部)
・吉原 直毅(Department of Economics, University of Massachusetts Amherst ): 「現代資本制経済の理論構築に向けて」 司会: 黒瀬 一弘(東北大学大学院経済学研究科)

■第5回・経済動学セミナー
2020年9月11日(金)14:00-16:00 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室
・小野 善康(大阪大学社会経済研究所 名誉教授): Environmental Policies in a Stagnant Economy (co-authored with M. Ikefuji (Tsukuba Univ.)) 司会: 溝渕 英之(龍谷大学経済学部)

■第4回・経済動学セミナー(京都大学大学院経済学研究科附属プロジェクトセンター・経済動学研究プロジェクト「経済動学・院生ワークショップ」との共催)
2020年9月9日(水)11:00-17:30 オンライン会場
・小暮 憲吾(同志社大学大学院経済学研究科 博士後期課程1年): 「労使コンフリクトとマクロ経済の不安定性についてータスクベースアプローチー」 討論者: 田端 辰哉(慶應義塾大学大学院経済学研究科 後期博士課程3年)
・報告者: 小川 翔吾(京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程2年): Monetary Growth with Disequilibrium: A Non-Walrasian Baseline Model 討論者: 中尾 将人(千葉商科大学)
・松田 麟太郎(明治大学大学院政治経済学研究科 博士後期課程2年): 「価格・分配・労働生産性の動学モデル」 討論者: 村上 弘毅(中央大学)
・高倉 啓(大阪大学大学院経済学研究科 博士後期課程2年): Child Labor, Corruption, and Development (with 宮下 稔規,岡田 光平) 討論者: 金原 大植(神戸大学,日本学術振興会特別研究員・PD)
・岡原 直人(京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程3年): Liquidity Requirement and Banks' Lending 討論者: Ryonghun Im(京都大学,日本学術振興会特別研究員・PD)
・司会: 小川 翔吾(京都大学大学院経済学研究科 博士後期課程2年)

■第3回・経済動学セミナー
2020年8月1日(土)13:30-16:30 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館3階・311演習室
・久保田 茂裕(東北文化学園大学総合政策学部),篠ア 彰彦(九州大学大学院経済学研究院): 「R&D投資及びICT投資が日本の経済成長に与える効果の実証分析」 司会:池田 晃彦(京都先端科学大学経済経営学部)
・三野 和雄(京都大学経済研究所): Capital Allocation and Wealth Distribution in a Global Economy with Financial Frictions (with Been-Lon Chen and Yunfang Hu) 司会: 竹本 亨(日本大学法学部)

■第2回・経済動学セミナー(ポスト・ケインズ派経済学研究会との共催)
2020年6月27日(土)11:30-18:00 オンライン会場
・小川 翔吾(京都大学・博士後期課程): Monetary Growth with Disequilibrium: A Non-Walrasian Baseline Model 司会: 村上 弘毅(中央大学)
・佐々木 啓明(京都大学) : Quantifying Goodwin Growth Cycles with Minimum Wage Shares (with Yasukuni Asada)  司会: 薗田 竜之介(佐賀大学)
・金子 創(大分大学): A Note on the Existence of Non-exploitative Reproducible Solutions in Dynamic Pre-industrial Economies 司会: 吉田 博之(日本大学)
・野下 保利(国士舘大学): 「株価の価値源泉を求めて ―ベンサムのアダム・スミス批判の含意―」 司会: 石倉 雅男(一橋大学)
・岡 敏弘(京都大学): 「自己利子率と内生的貨幣供給」 司会: 田中 淳平(北九州市立大学)

■第1回・経済動学セミナー 【開催中止】
2020年4月18日(土)14:30-16:30 京都大学大学院経済学研究科・法経済学部東館1階・101演習室
・Robert S. Chirinko(The University of Illinois at Chicago):International Capital Allocations and the Lucas Paradox Redux
コメンテーター: 溝渕 英之(龍谷大学) 司会: 佐々木 啓明(京都大学)


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