進化経済学会・「制度と統治」部会の2017年度第1回研究会

・テーマ:「現代制度経済学における貨幣論・行為論・認識論の到達点:J.R.コモンズ『制度経済学』からの省察」

・開催趣旨:
フランス・レギュラシオン学派の貨幣論の旗手、ブルーノ・テレ氏(CNRS)が阪南大学産業経済研究所の招聘により、来日されます。テレ氏の貨幣論研究は、最近日本でも翻訳が出版されたデイヴィッド・グレーバー『負債論』(2016年、以文社)のなかで負債論に基づく貨幣論の代表的研究として取り上げられており、各方面で注目を浴びています。また、テレ氏は、フランスにおけるコモンズ『制度経済学』研究の第一人者でもあります。
そこで、この機会を捉えて、コモンズ研究を踏まえた上での、テレ氏のオリジナルな貨幣論を報告いただくと共に、コモンズの制度経済学理論の現代的意義を、レギュラシオン理論とコンヴァンシオン理論の側面から若手研究者の方々に議論していただきます。前者(北川報告)では、従来レギュラシオン理論に欠けていた行為論が、コモンズ理論の再構築から論じられると同時に、後者(黒澤報告)では、コンヴァンシオンの認識論がコモンズのそれと結びつけられて論じられる予定です。

・日時:201744日(火曜日)13001700
・場所:阪南大学あべのハルカスキャンパス(あべのハルカス23階)第1セミナー室 
・スケジュール:
 13001400 北川亘太(関西大学経済学部):”The Driving Forces of Diffusion in John R. Commons' Institutional Economics
 14001500 黒澤悠(大阪市立大学大学院経済学研究科・院):”The Works of Alain Desrosières and French Convention Theory
 15001520   休憩
 15201700 ブルーノ・テレ(フランス国立科学研究院):”The multiple faces of the hegemony of (North American) Financial Economics

先生方におかれましては、学期はじめのお忙しいときとは存じますが、ふるってご参加ください。
どうぞよろしくお願いいたします。
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連絡先 厳 成男(Yan Chengnan)
E-mail:chn-yan@econ.niigata-u.ac.jp