千家十職中村宗哲

美しい生き方、こんな言葉が似合う人に会うとはっとする。

恥ずかしい気持ちにもなるし、そうなりたいという自分の中に希望が芽生える。



京都市伝統産業活性化検討委員会の委員になっていただいている千家十職の第12代宗哲さん(中村弘子さん)のお宅を訪問する。



お部屋に通されてお話を伺う一つひとつの空気がおだやかででも退屈させない感じがする。



まず漆器の世界があり、それとは別に茶の世界の漆器があること。

いま、私たちはメーカーがつくったものを小売店で選んで買うというスタイルが一般的である。

また工芸の世界では、造り手の表現というようにとらえられており、いわゆる「作家」という見方が広がっている。

しかし、古来に目を当てるとそれは違う。あくまでも使い手の発案、使い手がその使われる目的、場、用法などを考え、使い手の美意識を活かした企画、そして意匠が考えられる。発案者の美意識にしたがって造り手がそれにこたえるものなのである。



利休居士の好まれた道具の形と寸法を「利休形」としてまとめたこと。

最初見せていただいたなにかの物差しというような印象を持ったのだが、一枚の板きれがあり、これが棗(なつめ)の形を残すものとなっている。これを「切り型」と言う。



こうして不易の型として「利休形」が確立する。



利休以後の宗匠の方々も自ら茶具を創案しており、これをその宗匠の「好み」と呼ぶ。



使い手の感性が茶の湯のなかで磨かれたことがあって、造り手がそれにこたえてさまざまな創意工夫のあるものが生み出されてきたのである。



これをふまえて、宗哲さんは、現代の若い人が、若い人なりのお茶を楽しむという生活をしていだけるような、そういうものを提示していくことが求められると言う。

陶磁器の飯碗が普及する前は、汁椀だけでなく飯椀も漆器だったそうです。現代に漆器の椀を復興させようという提案「私のお椀」も色とりどり(5色)美しいものでした。



型を継承するとともに、その自由でやわらかい発想に驚いてしまう。境界をやすやすととびこえてしまう軽やかさがある。

それは着物の着こなしにもあらわれている。

ファッションの先駆者は自らの美意識に合うものを創造するのだということを教えられた。



美意識を大事にしていますか?



参考 中村宗哲『漆うるはし 塗り物かたり』淡交社 2001年

05/01/29 : Comment(0) : TrackBack(0)

悉皆屋「越村染工場」

エルマガ・キモノで、どこ行く? [2005年01月07日(金)] で取り上げた「越村染工場」さんを訪問しました。

大宮通御池を上がったところにあります。



3代目の現主人の越村一也さんのお話を聞きました。

「悉皆屋(しっかいや)」とは、とにかくどんな業種・業態なのか、全体の構造をわかるのがむずかしい。

いろいろと聴きながら整理してみると・・・



誂え手描き友禅の世界では、デザインを起こしてそれをさまざまな職人さんが担当する工程を経て、完成するというもので、これらを指揮するというのが仕事。「染匠」と呼ばれています。

これだけ聴くとメーカーのようだが違うようです。

あくまでも問屋さんからの注文で、問屋さんから白生地を預かって、職人さんの間をコーディネートするという仕事。

ですから、まず、製品の製造者としては問屋の名前が一般的には示されていて、悉皆屋・染匠さんの名前ではありません。

それに、白生地などの原材料費や職人さんの工賃を負担することもありません。これらは問屋の領域です。

つまり、問屋さんがいわゆる製造問屋であるのだけれども、実際の製造の「親方」「指揮者」の役割を果たしているのが悉皆屋・染匠さんということになります。



越村一也さんは自ら筆をとってデザインをする方で、注文主と1年近くもやりとりしながらデザインをまとめているものもあるそうです。



それと越村さんのところは、2代目のお父さまが20年ぐらい前に、手描き友禅だけでは将来もたないと判断して、それから本格的に「着物クリニック」の仕事を始めたそうです。

これは当時としては早い判断で、これまでの積み重ねでいろんな問屋・小売・個人等から、着物の直しの相談・依頼がまいこんできているようです。



この直しという世界も奥が深い。

というのも、もともとは手描きですから。

1 汚れたのでそこに新たな柄を描き足してわからなくしてしまう

2 生地の色が地味なので違う色に染め直してしまう

3 柄の色が気になるので、違う色に染めてしまう

などなど。



昔、「ブランド」というテレビドラマがありました。今井美樹と市川染五郎の共演でしたが、その際も、今井演じる碧は有名ブランドのプレス担当。映画撮影用の一品もののドレスにコーヒーのしみをつけてしまって途方にくれたとき、染五郎演じる宗一郎がタクシーで夜通し飛ばして京都におもむいて、そこでシミ抜きをやって間に合わせてしまうというような話がありました。(第5話)



やはり京都にはそういうすごい技術がある、すごい人がいるという話ですね。














05/01/27 : Comment(0) : TrackBack(0)

学部ゼミプロジェクト発表会(3)

14日に行われた学部ゼミのプロジェクト発表会報告の続きです。



僕のゼミのプロジェクトは学生たち(3年)が企画し2年と一緒にチームをつくって1年間取り組んで発表というもので、テーマは自由。

毎年いろんなテーマが取り上げられます。一応、マーケティングのゼミなので、マーケティング・リサーチをやるということぐらいが共通項。



3つのプロジェクトに分かれているので、2つめを今日は紹介します。

「カバンプロジェクト」



「カバンプロジェクト」は何か形になるもの、商品開発をしようという目標で取り組まれたグループです。

大学生の通学カバンの調査・製作・販売をテーマに、マーケティングリサーチを行って、その調査結果を分析し、それにもとづいて商品コンセプトとデザインを考え、協力企業との交渉を経て、できれば商品化へというものです。



詳しいことは商品発表後ということで今は伏せておきます。お楽しみにしていてください!



このプロジェクトの経験で特徴的だったことの1つは、「調査を漫然とやるだけでは商品開発はできない」ということ。

商品を開発する切り口を見つけるんだ、この問題について消費者はどのようにみているのか、この解決策についての消費者の評価はなにか、というように、とにかくリサーチャーが問題意識を鋭く持って、能動的に向かわなければ、焦点がどんどんぼけていってしまい、拡散してしまって、商品コンセプトの像を描けません。



このようなリサーチは、時系列で課題が変わることもポイントです。

最初は、探索的なアプローチで、通学カバンの所有・利用状況、不満はなにか、購買選択理由などなどを調べて、切り口を探る。

つぎは、いくつか商品化のための切り口を設定しておいて、それをさらに深めるために、仮説をいくつかつくり、それを検証するようなリサーチ。

サンプルができてくるような段階では、さらにデザインの詳細を詰める等の細かいところを確認検証することが課題となる。



かたちあるものをつくるコミュニケーションの難しさというものも特徴的でした。

専門の方とのやりとりで、商品コンセプトからデザインへ起こしていったのですが、外注してつくっていただいたサンプルが、かなり指定していたものと違ってしまい、サンプルを使ってのグループインタビューを断念するほどでした。あまりにも違うサンプルをもとに、さらに手直しをして第2サンプルでようやくイメージに近いものへ。口や文章や絵だけでは十分なコミュニケーションができるとはかぎらず、ものづくりは、実際にものをつくって確認することの大事さを学びました。



もうしばらくしたらお披露目できると思います。

そのときにはさらに詳細を発表しますのでお楽しみに!!

05/01/25 : Comment(0) : TrackBack(0)

学部ゼミプロジェクト発表会(2)

14日に行われた学部ゼミのプロジェクト発表会報告の続きです。



僕のゼミのプロジェクトは学生たち(3年)が企画し2年と一緒にチームをつくって1年間取り組んで発表というもので、テーマは自由。

毎年いろんなテーマが取り上げられます。一応、マーケティングのゼミなので、マーケティング・リサーチをやるということぐらいが共通項。



3つのプロジェクトに分かれているので、その1つを今日は紹介します。

「雑貨屋プロジェクト」



学生や若い人に人気があって、ナゾの多いのがいわゆる雑貨店。

京都の四条界隈の雑貨店を調査したり、その利用やイメージについての消費者調査を行ったり。

さらに特定の雑貨店のご協力を得て、街頭来店調査等を行って、課題と解決策についての企画をまとめるというものでした。



おもしろい発見がいろいろありました。

雑貨店はどこも同じようなものがありながらやはりそこにしかない品揃え、雰囲気というものがあり、客層が結構違います。

きわめて嗜好性が高い!

だからか、ヘビーユーザー(月1回以上利用)においては、ほとんど「不満がない」という結果。満足してしまっている。

逆に言うと、自分に合うところを見つけてそこに行ってリラックスしたり遊んでいる感じか。



また、店員と客層の雰囲気が近く、それが好みの品揃えや雰囲気作りにつながっている。

チェーンストアとして標準化されたタイプの雑貨店もあるが、一般にはそれぞれのお店の店長やスタッフが自分たちの感性を大事にしてお店をつくっていくことで、命を吹き込んでいるというのが雑貨店。



もっとつっこんで分析考察してみたいと思ったのは、結局のところ、雑貨店のマーケティングの体系、法則のようなもの。

感性や雰囲気が大事というところでストップしていたら、具体的に組み立てたり、問題を発見したり解決したりという議論にならないので、それをいかに明確化するか、見えないものを見えるようにすることがマネジメントにおいては大事だと思います。

こういう小売店では、お店自身が、「製品」「ブランド」です。

お店のコンセプト、それを具体化する機能や演出、コミュニケーションといったものをデザインすることが求められます。



プロジェクトCのみなさん、お疲れ様でした。

ご協力いただいた雑貨店へのプレゼンテーションもがんばってください。

05/01/23 : Comment(0) : TrackBack(0)

第4回京都市伝統産業活性化検討委員会

昨夜は第4回京都市伝統産業活性化検討委員会が京都駅近くのキャンパスプラザで開催。

こんど京都市では伝統産業についての条例を制定する方向で、そのための議論をすすめています。



2時間ぐらいのなかで議論ができるのかということがありますが、今回もおもしろい会議でした。3人の女性の委員の意見を紹介します。



前日もごいっしょしていたサントリー不易流行研究所の佐藤友美子さんは・・

伝統産業を考える上で大事なことは、文化、生き方、生活とのかかわりを取り戻すこと。

生活からはなれてしまっていることが根本問題で、団塊の世代が「良き消費者」となってこういったものの価値を認めていけるようになるといい。

また若い人も「和」とは何かというむずかしい理屈ではなく、時間やゆとりや空間の魅力で京都を再発見し、着物や伝統工芸品を再発見している。いや前の世代から教えられていない分、新発見と言ってもいいぐらい。



ホテル日航プリンセス京都の支配人の南恵美子さんは・・・

ホテルの魅力をつくる上でも、京都の料理に京都の食器、陶磁器を合わせてつくっていきたい。こういう文化を大事にしていくことだと思う。



千家十職塗師十二代宗哲の中村弘子さんは・・

昔のように一部の人たちが深く楽しむ時代から、多くの人が文化的なものに触れるようになって薄くなってきている。

だから私たちもやり方をそれに合わせて変えていくべき。

たとえば、私は着物は洋服のように着よう、洋服は着物のように着よう、と考えている。

もっと「きれい」ということにこだわったら、逆に今のスタイルにこだわらない可能性があるのでは。



僕の言葉でまとめてしまっているので、細かい言葉の違いはご容赦ください。

文化を創造継承するのが伝統産業であるという理解が、とても大事だとあらためて学びました。



2月の上旬には提言(中間報告)が発表され、パブリックコメントが募集されます。その際には、また報告しますね。

05/01/21 : Comment(0) : TrackBack(0)

市場創造と社会貢献の新しい関係(1)

今日はサントリーの不易流行研究所での勉強会で報告。

佐藤友美子部長とはある演劇でいっしょになり、NHKのドキュメンタリーでともに紹介されたことも。その話は別の機会に。



昨年の11月18日、京都橘女子大学(4月から 京都橘大学 男女共学化)の現代マネジメントフォーラム「企業の市場創造と社会貢献ー現代マネジメントの使命」が開かれました。

松下電器産業株式会社の中村邦夫社長の基調講演ののち、パネリストによるシンポジウムが行われました。

そこでパネラーの一人としてお話しようと準備したことを、そのときは15分で十分に話せなかったので、あらためて取り上げました。



要点は・・

売れない、消費者がわからない時代において、革新的提案による「市場創造」、それによる「社会的イノベーション」が求められる。

寄付やフィランソロピーとは別に、「社会的イノベーション」を引き起こし、エコロジーやユニバーサルデザインやディーセントワークなどの社会的課題の解決に取り組むビジネスそのものが、「社会貢献」である。



要するに、本業こそ、金儲けの事業こそが社会貢献でもなければならないというコンセプト。

金儲けとは別に社会貢献があるという対立的な見方は克服すべきである。



続きはまた。

05/01/19 : Comment(0) : TrackBack(0)

阪神大震災10年

1995年1月17日、阪神大震災。あれから10年。

日曜日深夜も各テレビ局で特番が放映されており、それを見ながら当時のことを思い出していた。



神戸には世界最大の生協であるコープこうべがある。

コープこうべが阪神大震災でどのように行動したのか、それについての調査に加わったことがある。

その中から1つ忘れられないエピソードを紹介したい。

(「被災地に生協あり」くらしと協同の研究所、1996年、から)



六甲アイランドは人工の島で橋1つで本土とつながっています。そこの生協のお店の話です。

その日、店近くに住んでいた店長は家の中もひどかったけれど、店が心配になり、朝6時半にはお店に入りました。

お店のなかもお酒類がひっくりかえっていて割れてしまっていました。

本部、そして職員に電話をかけようとするのですが、ほとんどかからない。



10時半ごろ、自治会長さんとPTA会長さんがまっくらな中懐中電灯を頼りにお店の中に。本土とつなぐ橋げたが1つ落ちて「陸の孤島」になっている、「ほうっておくとパニックになるので、ぜひ生協としても、なんとか支援物資の協力をしてもらえないか」という申し入れがありました。



本部に連絡もとれません。店には自分しかいません。そこで店長は「物資の提供はしましょう。ですが、住民の方には病気、ケガの人もいるでしょうから、できるだけ平等に渡せるようにしていただけますか」と答えました。



それを受けて、午後2時ぐらいから、まちの役員さんたちが集まってきて、食料品の搬出・配分の作業に取り組みました。そしてそれぞれ自分たちの街区に持ち帰り、分配を行いました。



翌日の昼から六甲アイランドのデベロッパーである積水ハウスさんから支援物資の第1弾が届きます。積水ハウスの人と自治会長さんらと、それをどう分けたらいいかという話になって、生協の店舗を支援物資の集荷基地、仕分け基地として活動することになりました。



3日めにやっと本部と連絡がとれ、4日目から食料品の入荷が始まり、店舗がオープンしました。



これらの一つひとつ、店舗で作業する職員や住民の安全、そして食品の安全性に気をつかいながらすすめています。



さて、これってどう思いますか?

本部と連絡がとれない中、なぜ店長はそういう決断ができたのか?こういう疑問が湧きませんか?

この質問に対して、店長は、どうして同じ質問が繰り返されるのか、と思ったと言います。

自分からすれば、生協で働くようになって以来、繰り返し「さきに組合員ありき」ということを学んできたし、組合員の立場に立っていつもどのように行動するか、考えてきました。

ですから、本部と連絡がとれない以上、組合員の立場ですべて判断しよう、あとでなにか問われたら責任をとったらいいんだと、腹をくくって取り組んだそうです。



自治会長をはじめ住民の人たちが落ち着いて行動したこと、それにコープの店長が応えて自分の判断で対応したこと、こうしてあの日をのりきった、生き残ったわけです。



震災復興の課題はまだ残っていますし、日本各地の震災対策はまだまだ多くの課題を残しています。それらにしっかり取り組むことが大事ですが、それだけではなくて、そのとき、自分たちがどう考え行動できるか、あらためてそのことを問いたいと思います。

05/01/17 : Comment(0) : TrackBack(0)

学部ゼミプロジェクト発表会(1)

14日はセンター入試。

学部ゼミのプロジェクト発表会を開催。

3年と2年の合同で、3つのグループに分かれて、4月から取り組んできた自主企画調査研究(おもにマーケティング・リサーチ)を、パワーポイントで発表。

今年も力作、大作でとても刺激的で感動的でした。



その後は、打ち上げの懇親会。3次会まで行って、そのあとも学生と明け方までしゃべっていたので、プロジェクトの紹介とコメントは続きをお楽しみに。

05/01/15 : Comment(0) : TrackBack(0)

性的訴求広告

院生の論文審査がある。

そこでとりあげられたテーマが性的訴求広告。

その結果で面白かったことがあるので紹介したい。



今回の実験は、女性を対象に、男性モデルの露出による性的訴求広告を見せて、その広告効果を比較測定したもの。



予想外の結果だったこと。

今回、女性にとって性的に関連すると思われるものとして、香水、逆に関連がないものとして、MDプレイヤを選んで、比較した。予想は、香水の広告の方が、MDプレイヤの広告よりも、性的訴求広告の結果、広告製品に対する態度が肯定的であると仮定した。性的なイメージを持つ商品の方が、性的訴求広告と調和的という仮説です。

ところが、実際は逆。MDプレイヤの方が香水の広告より肯定的だった!



ここから先は考察だが、MDプレイヤは男性モデルと調和的だったという効果があらわれたと考えられます。だから、男性モデルの露出広告において肯定的な評価を持ったというわけです。

製品それ自体に、「男性的」「女性的」といったユーザーイメージがあるということですね。

今回の実験は、この罠につかまってしまったわけです。



製品広告で男性モデルを使うか、女性モデルを使うか、それもまた、製品イメージに基づいた方がより効果的ということですね。

(だから逆にはずすというテクニックもあるわけですが)

05/01/13 : Comment(0) : TrackBack(0)

111

今日は111

だから何だっていうわけではないが、1が並ぶのってなんだか気持ちいい。

こういう縁起物って何なんでしょうね。

スポーツ選手などは、試合の日は家を右足から出るとか、なんとか、いろいろとジンクスがあったりする。

経営者もいろいろと縁起をかつぐ人が少なくない。

まさか本当にそれで運が向くと思っているのだろうか?



いくらかは本当に思っている人には幸運が招かれるのかもしれないとも思ったりする。

一歩先は闇。

この先、何があるかわからない。

普段はこの先も今の延長なんだろうと勝手に思いこんでいるからそんなに不安じゃない。

でもスポーツや経営など、勝敗、結果が問われる場合はそうはいかない。

どういう結果になるか、とても不安。

もちろん、全力で自分でできることはやっておく。

それでも不確実性は免れない。

そういうとき、最後に「安心して」取り組めることが大事。

そうすれば普段通りの力が発揮できる。

ひとつまみの「安心」のためのジンクスや縁起担ぎ、これも実力を発揮するメンタル・トレーニングなのかも。



受験や就職活動に取り組むみなさんも、全力の努力にひとつまみの縁起担ぎ(キットカットとかね)ですよ。

05/01/11 : Comment(0) : TrackBack(0)

えべっさん

9日は人に会う用があって四条へ。



今日は宵えびす

京都の「えべっさん」と言えば、大和大路四条南の京都ゑびす神社。

10日が十日ゑびす大祭(初ゑびす)で大にぎわい。



9日は四条通を四条と祇園の商店街の人たちによる行列が歩きます。

七福神を乗せた「えびす船」が八坂神社から四条通の御旅所の間を往復します。

その間、ささを配ってくれたりします。

僕も福ささ、いただきました!

ありがとうございました。

こちらのゑびすは、八坂神社のゑびすです。

平安時代からという話なのでこれも古い話。



「商売繁昌で笹もってこい」

愛知県生まれの僕は京都に来るまで知りませんでしたが、威勢がいいのがいいですね。

マーケティングは「科学」「ロジック」「システム」「仕組み」というようなことを強調しているのですが、それだけに、いやいや、「おもろいこと、新しいことやってやるで」と事業者・商業者が年頭に当たって決意することもまた、すごく意味のあることだと思います。

「商売人の勢い・熱気」をこうやって演出する、祭り・慣習というのもすごいなと思います。昔の人もたいしたものです。



えびす様はにこにこ笑ってお出でです。

笑う門には福来たる

今年も笑顔で行きたいものですね。

05/01/09 : Comment(0) : TrackBack(0)

エルマガ・キモノで、どこ行く?

キモノつながり。



エルマガジンの2005年1月号の特集は「キモノで、どこ行く?」

「今風キモノ、ことはじめ」ということで、キモノで行きたいイベントの紹介とか、15000円以下でのアンティークキモノのコーディネートとショップの紹介とか、キモノ着て遊ぼうという感じの情報がたくさん。

http://www.lmaga.jp/lmaganew/index.html



そこに越村さん、発見!

悉皆屋さんっていう仕事知っていますか?

しっかいや、と読みます。

京友禅は、生産工程がたくさんに分かれていて、多くの職人の手を経てつくられます。

そこで、注文主の意向を聞いて、職人たちにそれを伝えて、調整してキモノをつくるという、コーディネート、プロデュースの役割が必要です。

これが悉皆屋さんの仕事です。

最近は「染匠」とも言います。



エルマガの30ページに越村染工場さんが紹介されています。

この写真の真ん中の女性が越村美保子さんです。

京都市伝統産業活性化委員会でごいっしょしています。

美保子さんは外から来た人です。三代目の夫は専門家で、美保子さんはイベント企画やウェブ、広報などが得意。

越村さんのところのウェブは、キモノのクリニックの情報など、盛りだくさん。キモノの汚れとかどうしたらいいいのかという質問にもていねいに答えてくれています。

http://www.shikkaiya.jp/



伝統産業だからといって同じ事をやっていたらいいわけではなくて、ウェブとか新しい企画・販路とかに取り組んでいかなくてはなりません。

その意味でこの二人のコラボレーションはいい感じ。



手描友禅の完全受注ですから、越村さんのところは一品もの。

世界に一つしかないキモノ、つくってみたいし、着てみたいし、贈ってみたいものですね!

05/01/07 : Comment(0) : TrackBack(0)

ほんとうの時代

PHPが出している雑誌で「PHPほんとうの時代」がある。

それに自分が掲載されたので紹介しよう。



「PHPほんとうの時代」はなんで「ほんとうの時代」というタイトルなんでしょうね。

サブタイトルは「50代から読む”大人の生き方誌”」

人生80年時代においては、50代から新しい充実した生き方を求めていく必要があるということで、それに役立つ情報を満載した総合的実用誌というコンセプトである。

これはすばらしいコンセプトだと思う。

長寿社会においてシニアの人々がいかに豊かな人生を送るか、これは人類の歴史上未知の新しい挑戦、創造なのだと思います。



さて、この雑誌の2005年1月号の特集は「人生後半からが面白い」「男の着物はじめ」

自分は「男の着物はじめ」で取り上げていただいた。

これもある出会いがきっかけなのだが・・・それはまた別の話。

本特別企画は、人生を楽しむ、この具体的な一例として、男も着物をTPOで楽しもうというオススメで、着物を楽しんでいる男の人を紹介するとともに、コーディネートを提案し、着付けのガイドも掲載している。



おしゃれを楽しむ

自分をアピールする

自分をかっこよく立派に見せてくれるのが着物じゃないか。

50代以上の人たち、女性はすごく元気ですから、特に男性がもっと「元気」であってほしいと思います。

そのためには今までやったことのない新しい行動を実際にやってみること。

その一歩として着物を楽しむ、着物で楽しむという今回の企画はとてもいいなと思います。



自分が載っている記事そのものは、ちょっとかっこつけすぎていると思うので、そこは僕も背伸びしているということでお許しを(笑)

05/01/05 : Comment(0) : TrackBack(0)

ムシキングって知ってる?

総合スーパーに置かれているゲーム機である「ムシキング」がおもしろい。

今日、甥っ子と遊んだ。一勝一敗だった。

このゲーム、カブトムシやクワガタの仲間がバトルするゲームで、だからか夏はすごい盛り上がりで行列ができていた。さすが正月は空いていたが・・・



このビデオゲーム、いろんな工夫がある。

1 まずゲームセンターではなく総合スーパーに設置しているのがポイントだと思う。親に連れられて来る小さな子どもがお客様である。コンピュータ対戦では勝ち進んでも4回で最終勝利なのでそんなにゲーム時間も長くない。安心して遊ばせられる。

2 百円コインを入れるとまず一枚カードがもらえる。お金を入れたらなにかもらえるというのは、お金を出す納得感がある。単なるゲームだとお金だけがなくなっていく感じだが、これは残る。しかもカードがもらえるというのは、カードを集める、コレクションするという大事な動機づけにつながっている。ポケモンなど、いろんな男の子のゲームの基本はコレクションである。

3 ゲームの勝負のルールは単純である。カードには虫カードと技カードがあって、それをゲーム機にスキャンして登録する。そしてバトルだが、これはジャンケンである。勝てば攻撃し、負ければ攻撃され、あいのこであれば相打ちである。ジャンケンなので小さな子どもでもすぐ楽しめる。

4 ゲーム画面、特に技の画面が派手でリアル。スーパーランニングカッターという必殺技があるが、相手をひきづりまくって最後にとどめをさすという大技で迫力がある。たたかいのシーンが楽しい。



基本はジャンケンだけど無中になるおもしろさがある。ジャンケン、カード、スキャン、バトルといろんな要素が集まっておもしろいものになっている。こういうのがクリエイティビティなんだろう。


05/01/03 : Comment(0) : TrackBack(0)

謹賀新年

2005年、新しい年の始まりです。



今年は自分にとってブログ元年ということでやっていきたいと思います。



ブログはなぜ書くのでしょう?

書きたいから書くということも原点でしょうが、書くからには書き手としての自覚が求められると思います。



ブログが通ったあとに道ができる。

そうありたいと思います。



みなさんは、年の初めに今年の目標はなんだと決めましたか?


05/01/01 : Comment(0) : TrackBack(0)