京都迎賓館

京都府の紹介で京都御所に開設された京都迎賓館を見学する。



残念ながら木造伝統建築ではなく、地下1階に駐車場や厨房、1階に宿舎や会議室という平屋建てで、まるで木造のように見える。

イメージとしては、現代に光源氏が生きていたら、彼の邸宅はこういうものだったのではというような連想が生まれるぐらい、一つの古典的世界が広がっていた。

白い手袋に、白い靴下にスリッパをはいての見学には驚いたが、壁にさわることも禁じられていて、施設の保全に最大限の注意が払われていた。



各部屋の調度品は伝統的工芸の技術の粋を集めたものであり、高貴な美しさを示していた。各部屋から見えるお庭も、池や滝など変化に富むものとなっていた。

そう、完全なセットのようであった。

別の世界、別次元にワープしたような気さえする。

伝統産業の技術・製品の価値も、このような演出、世界の中に置かれてはじめて伝わるものがあるのだということを感じた。



そう、技術・製品は世界と切り離しては価値は伝わらないのである。

06/01/31 : Comment(0) : TrackBack(0)

大掃除

年末に始めた研究室の大掃除が終わらなくて、7日になんとかやり遂げた。

結局、足かけ3日間、徹底して大掃除に取り組んだ。



元々の状況がとにかくひどかった。床に段ボール箱がいくつも並べられており、その中に本や資料が入っていた。一応、箱ごとに分類はしているのだが、段ボールは破れ、ゴミがついてきれいではなかった。ミーティング用の長机も上に資料や雑誌がいつも載っている状態であった。



今回、とにかくそれにメスを入れようとした。

掃除のポイントの第1は、最終完成形をはっきり思い描くことである。床にも机にもいっさい資料等が散乱していないで整理整頓されている、これを目標とした。

ポイントの第2は、いらないものを捨てる、これを徹底すること。

第3は、資料が多くて入りきらないことが根本原因の一つであったので、キャスターつきの5つのボックスが縦に並ぶ収納ケースを8つ用意した。つまり、資料や備品を入れるべき場所を確保し、決めることである。

第4は、パソコン関連のケーブルなども一度全部はずしてきれいにし直した。そうすることで配置換えを自由な発想ですることができた。



そうしたら、ここ1、2年資料が大幅に増えた関係で雑然としていた研究室が新たに生まれ変わった。

やるなら徹底してやらなきゃ意味がない。やるなら基本の徹底が大事とあらためて思った。



(後日談 2月13日)

徹底してきれいに整理整頓した結果の後日談。それから1ヶ月たっても机の上はきれいのまま。学生たちもきれいにして帰るように自然となった。

きれいにしていれば、きれいにしていようという気持ちになれる。

ニューヨークの犯罪防止作戦と同じ法則がここでも通用することに感心した。

06/01/08 : Comment(0) : TrackBack(0)