父のことを考えた。

(1) 父はとにかく本が好き。でも若いころに読んだ小説などは全部捨てて家にはなかった。世界の名著とか、世界の歴史とか。なんだか本好きになった。

(2) 親子でも同じ才能はない。父はまさに職人で、自分で机をつくり、ものを整理するための箱なども全部つくってしまって、定位置管理。あれどこって聞くと即時に出てくる。真似できない。なぜか妻にその才能がある。

(3) 父の影響がもっとも大きいのは、多分議論。残念ながら父とは対話をしたことがない。必ず議論になってしまう。父は絶対譲歩しないので毎回ぐだぐだ消耗戦。こんな会話はイヤだと反発もし、実りある対話が大事と思ってるけど、よく考えるということを学んだように思う。

(4) 父と「仲良く」なったのは最近。父が映像ビデオ編集をPCでするようになってから、そのアシストをしてる。でもとにかく職人で、言われたことを百回繰り返せる人だからあっという間に熟練者に。帰省するたびに新作を見せられている(苦笑)。

(5) 父の責任感を感じたこと。たとえば自宅の借入金を完済したとき。僕が大学を卒業したとき。こういうとき父は自分の役目が一つ終えたとしみじみ。父とはそういう存在。自ら決めた責任をある意味勝手に背負って頑張ってる。

(6) 父とちゃんと話したことがないと思って、数年前に母に事前に相談して、父と二人だけで飛騨高山旅行を企画した。緊張した。しかもずっと対話にならない。ようやく終わりがけに、父の結婚前のヒストリーを聞くことができて、忘れられない日となった。

10/03/14 : Comment(0) : TrackBack(0)

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