誕生日

2月15日は誕生日。

歳をとること自体をあまり喜ぶ理由はないのだが、それを理由に祝ってもらえるのはうれしい。さらに歳をとるとそれもうれしくなくなるという人の意見も聞いたことがあるので、いつまでうれしく思うのかなあと思うが、とにかく、今は素直にうれしい。



2/3に紹介した『あたりまえだけど、とても大切なこと』の中にはこんなことがルールとして書かれている。



ルール9 もらったプレゼントに文句をいわない



人からもらったプレゼントに文句を言う子どもがいる。大人もいる?

せっかくプレゼントしたのに喜んでもらえない、それどころか文句を言われたら、がっかりするし、腹が立つし、二度とプレゼントなんかしてやらないという気持ちになってしまう。

自分の好き嫌い、感情ではなく、相手の気持ちを尊重する、これが礼儀である。



ルール10 意外な親切でびっくりさせよう



忙しいからなかなか実行できないけれど、誕生日でもないのに、人を喜ばせるなにかをするというのはすばらしいことだ。

それもプレゼントである必要はなく、よく考え抜いて相手を喜ばせる、かつ意外なことで。

この意外なことをしようというのがすばらしい。

これが人生を楽しくすると思う。

人が望むこと、望まれたとき、望まれた通り、やるというのではおもしろくもなんともない。まあしないよりはましだが。

相手の状況、趣味、気分を読み抜いて思いがけないことを企画し実行するのはとても楽しくてスリリングなことだ。

それがヒットすれば、いわゆる会心の一撃というやつでとても気持ちがいい。

「びっくりプレゼント」

いつもこれを考えている人は素敵だ。



それにしても、小さな子どものときは別に気にしていなかったのだけれど、14日のつぎの15日というのは、なんだかとても損したような気持ちだ。14日が誕生日の人はもっとそう思っているかもしれないが。

やはり、祝い事は間隔を置いた方が「びっくりプレゼント」である。

しかも連続しているからといって一緒にされると、なんだかすごく存した気持ちになるのだ。

12月が誕生日で、クリスマスが近いなんていう人も同じかもね。



でもこういう気持ちは、ルール9と10の精神に反している。

損得で考えてはダメですね。

05/02/15 : Comment(0) : TrackBack(0)

京都市伝統産業活性化検討委員会提言(中間報告)発表(1)

京都市伝統産業活性化検討委員会提言(中間報告)がまとめられ、2月14日から3月11日までの期間、市民意見募集(パブリックコメント)をすすめることになりました。そのための市民意見募集用リーフレットもつくられました。

出された意見をふまえて3月中をめどに最終報告がまとめられ、それを受けて京都市は伝統産業活性化条例(仮称)を具体化・制定する予定です。



ご意見の送り先は

ハガキ、封書の送り先: 604-8571 京都市産業観光局商工部伝統産業課 「市民意見募集担当」

ファックス 075-222-3331

電子メール densan@city.kyoto.jp



今回、この委員会でワーキング委員会委員長をつとめ、提言のとりまとめに取り組みました。

ぜひ市民、伝統産業関係者、企業・NPO・大学関係者などのご意見、アイデアをお寄せください。



内容のポイントはつぎの機会にでも紹介したいと思います。



京都市伝統産業活性化検討委員会ホームページ

http://www.city.kyoto.jp/sankan/densan/kentouiinkai/kentouiinkai.htm

05/02/14 : Comment(0) : TrackBack(0)

テーブルウェアフェスティバルと京都スタイルカフェ(2)

9日、東京でした。

京都市の伝統産業の仕事に関わっている関係で、東京でのイベントに参加しましたので、そのレポートの続き。



午後からは、表参道のハナエモリビルの5階のラユンヌ・ギャラリエで9日・10日と開催された Kyoto Style Cafe 2005

京都の繊維産業、伝統産業の力を現代に活かすというテーマ性を持った企画で、今回は「ラユンヌ」という家具インテリアのギャラリー展示をしているところとの提携で、京都の企業がそれぞれに工夫した製品、作品を持ち寄り、家具展示の空間の中に展示されていました。



展示の仕方が家具空間とコーディネートされているというのがとてもいい感じでした。

伝統産業の織物の技術を活かして、カーボンを素材にした新しい織物の作品などは、こういうきわめて先端的な工夫がなされていることに感銘を受けました。

西陣織の帯の延長でデザインを変えてソファがつくられていたのも、とても上質な感じがするすばらしいものでした。

京友禅の文様を活かしたベッドルームの壁に飾るオブジェもまったく違和感なく当てはまっていました。



京都の新しいチャレンジがここに集まりました。

ここで集まっている方々が実に意欲的でいろいろなアイデアをお持ちでした。

そしてこれを東京でやるというのがいいと思います。

東京で認知されなければ、いま、新しいチャレンジは認められたことにはなりません。東京で認知されれば、全国に発信されるでしょう。

東京で勝負!

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学部ゼミプロジェクト発表(5)

学部ゼミプロジェクト発表(3)2005/1/25 で紹介した「カバンプロジェクト」が新聞に紹介されました。



8日〜9日、京都の国際会議場で京都ビジネスフェアが開催されていたのですが、そこで産学提携の事例の1つとして発表。協力企業のブースでもカバンを展示。そこで取材を受けました。



前回はまだ発表前ということで具体的には紹介しませんでしたので、その続き。

協力していただいた企業はモフミーという会社です。TEMASという衣料ブランドを展開しており、京都市の六角新京極東に店があります。

その最大の特徴は、京都の誇る伝統の技術である京都紋付の深黒の染めの技術で、それを活かした衣料品やカバン、小物を展開しています。

新作の道中財布も組紐を巻くという提案。ここに時、ゆとりをつくるんだと社長の森富士男さんがおっしゃっていました(9日のKyoto Style Cafeでお会いしました)。



若林靖永ゼミの学生がアンケート等をもとに、トートバッグ、しかもたくさんの教科書やパソコンも入る、肩にかけられる、雨が降っても大丈夫、傘が収納できるというようなスタイリッシュなカバンを提案。モフミーのデザイナーらのご協力によって、それが具体化、製品化されることになりました。



これもモフミーが京都大学の学部教育、学生の取り組みに関心を持っていただき、それを応援してくれたおかげです。本当にありがとうございます。学生たちはものづくりのおもしろさと奥深さに触れたと思います。調査をしその結果をデザインに結びつけることのおもしろさとむずかしさにも。



発売予定は4月。



日本経済新聞2月10日付、京滋欄です。

http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20050209c6b0903709.html



TEMAS

http://www.temas.jp

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テーブルウェアフェスティバルと京都スタイルカフェ(1)

9日、東京でした。

京都市の伝統産業の仕事に関わっている関係で、東京でのイベントに参加しましたので、そのレポート。



東京ドームで2月7日から14日まで開催される「テーブルウェア・フェスティバル」、実にいろんなものが展示・発売されています。

初日の7日は3万人ということで、9日午前も結構にぎわっていました。女性のグループがとても多かったですね。

展示の内容は、コンテストとして「第13回テーブルウェア大賞〜優しい食空間コンテスト〜」があって、プロ、アマチュアそれぞれの作品が展示されていました。さまざまなテーマでのテーブルコーディネートが提案されていて、自分のセンスを刺激されます。

日本の陶磁器の産地のコーナーとして、九谷、美濃、京焼・清水焼、瀬戸織部、多治見、有田。

ノリタケ、大倉陶園、HOYA、レイノー、アレッシィなど。

そして陶磁器、漆器、ガラス、骨董品などの展示販売のお店がたくさん。



京焼・清水焼のコーナーでは、「祇園さゝ木と京焼・清水焼」ということで、祇園の割烹の「祇園さゝ木」の料理人とコラボレーションで、9人の若手陶磁器職人が食器をつくり、それに料理を盛りつけるという企画。

料理は写真で展示されているのですが、驚くべきことに、現物の陶磁器が目の前にあるにもかかわらず、料理が盛られて撮られている写真の方が、器もすごく良く見えるのです。料理もとても美味しそうに見えるのです。

器と料理と写真技術の3つの力ですね。



当日は、店頭に今回の作品をつくった岡山高大さんと黒木杏子さんとお話ししました。岡山さんは、料理人の方と話すことで今までつくったことがないものにチャレンジして、むずかしかったけれど、いい勉強になった、こんな料理とセットになってというのは今まで想像していなかったので面白かった、という感想を述べていました。



使い手と出会う、買い物客とお話しする、こういう機会はなかなか職人さんにはないので、そういう意味でとてもいい機会になったんだろうと思いました。

05/02/09 : Comment(0) : TrackBack(0)