京都大学経済学部
日本投資顧問業協会・投資信託協会 寄附講義

概要

講義

■「アセットマネジメントの実務と法」で何を学び、考えるのか。


金融証券市場において、アセットマネジメント会社の役割が重要である。

アセットマネジメント会社は投資の専門機関であり、その組織の中で多くのプロが働いている。経済学部や法学部を卒業し、アセットマネジメント会社にプロの卵として入社する者も多い。


では、アセットマネジメント会社とはどのような仕組みの上で成り立ち、どのような機能を発揮しているのか、社会的に何が要請されているのか。

少なくとも言えるのは、アセットマネジメント会社においてプロとして働くには実務的な経験が要請されること、投資理論を理解しているだけでは不足していること、経済的な知識のみならず法的な知識も不可欠であり、さらにはインサイダー取引のような不正行為で儲けたとしてもいずれ破綻することである。

「アセットマネジメントの実務と法」では、アセットマネジメント会社においてプロの仕事と呼ぶのにふさわしい仕事をされている方々を講師としてお呼びしている。

同時に、アセットマネジメント会社が深く関わる法律、金融商品取引法の研究者も呼んでいる。

一人ひとりの講義は短時間であるので、プロのプロたる所以を知り尽くすことは不可能だが、その一端を感じてもらい、受講者の将来に役立ててもらえればと思う。

 

 

 

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