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京都大学CSR・コンプライアンス研究会
主催シンポジウム
の実施記録について


構造改革後の
日本の経済社会と企業経営のあり方


 〜我が国におけるCSR・コンプライアンス経営とは〜

[概要]

 京都大学CSR・コンプライアンス研究会と当寄附講義は下記の要領で、CSRに関するシンポウジウムを実施し、盛況のうちに終了しました。ご講演頂いた方々及び参加されました方々に方々には深く御礼申し上げます。当シンポジウムの記録として、本ホームページを当分の間設置致します。なお、郷原先生による基調講演については、ビデオストリーミングで見ることが出来ますので、プログラムの基調講演でリンクが張ってあるところをクリックして下さい。ビデオストリーミングが開始します。


アイコン 日時 2007年 5月17日(木) 14:30-17:00

アイコン 場所 京都大学百周年時計台記念館 1階大ホール
 

●住所 京都市左京区吉田本町 


アイコン 主宰 
京都大学経済学部
京都大学CSR・コンプライアンス研究会

アイコン 後援 
社団法人関西経済連合会
財団法人関西生産性本部
京都商工会議所
財団法人関西経済同友会
財団法人京都経済同友会

アイコン プログラム

14:30-14:40 開会の挨拶
14:40-15:25 基調講演「企業法とコンプライアンス」
      (ビデオストリーム配信:上クリック)
       桐蔭横浜大学 郷原
信郎 教授
15:45-16:55 パネル・ディスカッション
     ・パネリスト
       京都大学 森本 教授
       桐蔭横浜大学 郷原
信郎 教授
       みずほ銀行 木山
           積水ハウス株式会社 楠 正吉
       立教大学 池田
耕一 教授
        ・コーディネーター
       京都大学 吉田 和男 教授
16:55-17:00 閉会の挨拶


アイコン 趣旨

 橋本政権以降の歴代内閣のもとで,多方面にわたる行財政改革が断行され、 日本の経済社会は,戦後かつてない大きな変革を経験しています。行政による事前調整型から事後チェック型に,経済社会の仕組みが変わったことは,その最も身近な事例の1つと言えるでしょう。他方,日本の経済社会が抱える問題点を象徴するかのように,企業不祥事が続発しています。グローバリゼーションと規制緩和という大きな流れの中で、市場のあり方や企業法制など重要な経営環境がめまぐるしく変化してきたために,企業のシステムや経営者のマインド にある種の歪が生じているのかもしれません。
 このシンポジウムでは、企業経営の規律,透明性,信頼性を高めるには今何が必要かという観点から,構造改革後の日本の経済社会の特徴と問題点を明らかにするとともに,今後のあるべき企業経営の姿を考えていきます。


アイコン 講師・パネリスト紹介

〔基調講演〕
◆郷原 信郎氏
・桐蔭横浜大学法科大学院教授
・略歴:東京大学理学部卒業。検事任官、公正取引委員会事務局審査部付検事、東京地検検事、広島地検特別刑事部長、法務省法務総合研究所研究官、長崎地検次席検事、東京地検検事(八王子支部副部長)などを経て2003年から桐蔭横浜大学大学院特任教授を兼任。2003年法務省法務総合研究所総括研究官兼教官。2005年桐蔭横浜大学法科大学院教授(派遣検事)、コンプライアンス研究センター長。2006年検事を退官し、教授・センター長職の専任となる。

〔パネリスト〕
◆森本
・京都大学大学院法学研究科 教授
・略歴:京都大学法学部卒業。京都大学法学部助手、京都大学法学部助教授。京都大学法学部教授。平成134月から平成1512月京都大学法学部総長補佐。平成174月〜京都大学大学院法学研究科長。

◆木山
・みずほ銀行 監査役
・略歴:京都大学経済学部卒業。富士銀行入行、証券企画部株式政策投資係次長、業務統括部参事役、総務部参事役、総務部副部長、管理部参事役、みずほホールディングス管理部長、みずほファイナンシャルグループ管理部長、経営企画部長、執行役員経営企画部長、20074月より現職。

◆楠 正吉
・積水ハウス株式会社コーポレート・コミュニケーション部CSR室長
・略歴:大阪大学経済学部卒業。積水ハウス株式会社入社。人事・秘書・広報を経る。200410月にCSRを経営の基軸に据えることを同社で決定。その一環として社長を委員長とした「CSR委員会」発足後、事務局として法務部内に設置されたCSR室の初代室長として就任。20064月よりコーポレート・コミュニケーション部CSR室に組織変更後、同室長として現在に至る。

◆池田 耕一
・立教大学大学院ビジネスデザイン研究科 教授
・略歴:京都大学法学部卒業。松下電器産業株式会社入社。本社・関係会社・事業部の人事・経営管理を担当後、法務本部法務企画部長・企業倫理室長・リスクマネジメント室長として、一貫して企業倫理・コンプライアンス・CSR等に取り組む。また、これらの実践手法として、コンプライアンスマネジメント・リスクマネジメント・内部統制等を研究・推進。20073月同社企業倫理室長を退職。現在、日本経営倫理学会理事、大阪地方裁判所委員会委員長代理等。

コーディネーター
◆吉田 和男
・京都大学経営管理大学院長
・京都大学経済学部卒業後,大蔵省入省。主計局主査などを務め大阪大学助教授などを経て京都大学大学院経済学研究科教授。20064月より京都大学経営管理大学院院長。工学博士,経済学博士。

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