京都大学大学院経済学研究科付属プロジェクトセンター

11月15日【応用ミクロ経済学ワークショップ】が開催されました

2013年11月18日

11月15日の応用ミクロ経済学ワークショップでは、神戸大学の高槻泰郎先生をお招きし、近世日本での金融契約に関する報告をしていただきました。17世紀から19世紀にかけての日本では大名は米に基づく金融市場に加え、銀主との相対契約に基づく大名金融によって財政を運営していましたが、大名金融では司法的な保護を受けられないため、長期的な関係を前提にした取引を展開されていた、とのことでした。取引記録に関する史料は歴史研究だけではなく経済学的にも興味深く、また膨大に残されていることを紹介していただいきました。

 

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