京都大学大学院経済学研究科付属プロジェクトセンター

ごあいさつ

   京都大学大学院経済学研究科附属プロジェクトセンターは、(1)現代産業社会活性化のためのプロジェクト型研究を組織し、(2)教育技法・教材の開発、産業社会の分析などを行うことにより、広く経済学・経営学の教育研究の向上に寄与することを目的として、平成12年11月に設立されました。プロジェクトセンターは、専任および兼任の教員から構成され、その運営は「プロジェクトセンター運営協議会」が行っております。
   プロジェクトセンターでは、上記 (1)の目的を達成するため、「大学院教育研究高度化プロジェクト」を募集し、プロジェクトセンター運営協議会で審査の上、平成22年度に5件、平成25年度に1件、平成26年度に1件のプロジェクトを採択し現在に至っています。また、上記(2)の目的を達成するため、任期付きの若手研究者の積極的登用などを進め、現在6名の専任教員が採用されております。
   学外との交流に関しては、各プロジェクトと関連のある研究者をリサーチ・フェローとしてセンターのメンバーに加えるとともに、先端的研究を行っている講師を招聘して各種セミナー等を開催し、プロジェクトの発展と普及につとめています。これらプロジェクトセンターの成果の一部は、経済学研究科の「ディスカッションペーパーシリーズ」として公表されています。
   このように、プロジェクトセンターでは、産官学連携活動を視野に入れたプロジェクト型研究の強化に努めてまいりましたが、本研究科の従来型の人事採用制度にとらわれない弾力的な若手研究者の積極的採用にも大きな貢献を果たしてきました。平成23年度には、戦略定員枠で初めてのマネジメント・プロフェッサー教員を採用するとともに、すでに事実上先行して開始されているテニュア・トラック制を、平成24年度からは本研究科の新しい人事採用制度として活用しています。
   今後とも、学内外の皆様方のご協力をお願い申し上げます。
 
 
 

令和2年4月1日

京都大学大学院経済学研究科附属プロジェクトセンター

センター長 若井 克俊

 

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