2012年01月26日
1月26日(木)にプロジェクトセンター主催により第4回先端ファイナンスビジネス研究会が開催されました。
研究会では、東京証券取引所の売買システム(arrowhead)と株式市場と題して、東京証券取引所IT開発部arrowheadグループ・マネージャーの小林賢一氏に講演をして頂きました。
東証における株式注文処理の基本から始まり、東証の最新鋭高速注文執行システムであるarrowheadの機能や導入の効果について詳細な解説を分かりやすくして頂きました。
また、国際間の証券取引所競争や私設取引所(PTS)との競争が実際にはシステム開発競争になっているという現場ならではの話もあり、きわめて興 味深く、金融市場のグローバル化の別の側面を物語る貴重な話でした。
また、最後に東証人事部の杉山氏から、会社説明として東証の今後の経営方針、大証との合併の意義、そして、社員の育成システムについての話がありました。
終了後は会場から国際間競争についての質問が多くあり、日本の金融市場インフラに対する興味の高さがうかがわれました。