2013年07月03日
2013年6月29-30日、
京都大学にて第2回 Kyoto Summer Workshop on Applied Economicsを開催いたしました。
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本ワークショップでは、次世代エネルギー社会システムにおけるデマンド・レスポンス経済効果調査事業の評価に関する経済学的方法の討議を行うために、海外で活躍する研究者を中心に発表・討論を行いました。
プログラムは延べ2日間で8のセッションからなり、合計20の報告が行われました。
隣接分野などからの知見を踏まえ、スマートグリッドの社会実験を行う上で注意すべき条件、データの分析方法、そして政策的含意について、活発かつ有意義な議論が行われました。
スマートグリッドの社会実証を進める上で、データの社会的属性の取り扱い方、データの内生性をコントロールするための理論モデルの構造的利用の仕方、電力データの行動の分析の進め方に関する専門的な議論を深めました。
こうした議論に基づいて、デマンド・レスポンス経済効果調査事業について活用していきます。