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再生可能エネルギー経済学講座とは

再生可能エネルギーの普及・促進と分散型ネットワークシステムの経済性

再生可能エネルギーの普及促進のためには、技術的障害をどう克服するかという観点だけでなく、それを促す社会経済システムをどう設計するかという観点での研究が必要です。これまでは前者の観点からの研究が主流でしたが、本講座では、後者の観点から研究を進めるための拠点づくりを目指します。

再生可能エネルギーは、本質的に分散型電源でとしての性質をもっています。20 世紀型の電力システムが、火力、原子力などの集中電源から電力消費地に向かって一方向に電気を送るシステムとして最適化されているのに対し、21世紀は、再生可能エネルギー、蓄電池、コジェネなどの分散型電源、さらには熱源を組み合わせて双方向型のエネルギーネットワーク形成を図ることが求められます。

本講座ではしたがって、分散型ネットワークとは何か、「集中型」から「分散型」に移行するには何が必要か、という課題についても、社会経済的側面から研究を進め、積極的に政策を提言・発信していきます。

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