2013年12月19日
12月17日の応用ミクロ経済学ワークショップでは、Tufts Universityの田中伸介先生をお招きし、インドのデータを用いた賄賂に関する研究報告をしていただきました。インドでは近年、賄賂の事実を書き込んで情報をシェアすることが出来るウェブサイトをNGOが立ち上げ、そこに日常レベルで起こっている多くの賄賂のレポートがなされています。このデータを用いて、賄賂の額が市民の賄賂の情報の共有によってどのように影響するかを、ウェブサイトで報告された額とインターネットの普及率のデータを用いて検証するという興味深い実証研究を報告していただき、様々な意見や議論が交わされました。