我が国は伝統的に国際貿易論の分野において優れた研究者を輩出してきており, 現在でも世界的に見てこの分野の研究が最も活発に行われている国の一つである. このことは,我が国がエネルギー等の天然資源の多くを輸入に頼るとともに, 輸出が国内経済の牽引役となっているなど, 国際貿易が我が国経済において重要な役割を果たしていることと密接に関係していると考えられる。
これに対して,本研究科は国際貿易論の分野で国際的に活躍できる人材を 恒常的に育成できる機関となるポテンシャルを有しており, 実際にそうした機関となる意義は大きいと考えられる. そのためには,当該分野で最先端の研究を行うとともに, 大学院教育のあり方を改善していくことが求められる。
そこで,本プロジェクトは, 理論研究と実証研究の両面から国際貿易論の最先端の研究を行うとともに, 大学院生やPDらの若手研究者が国際的に活躍できる力を養うための教育プログラムの開発を 行っていくことを目的とする。
名前 | 所属 | 職名 |
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川口 薫喜 | 京都大学 大学院経済学研究科 | 博士後期課程 |
名前 | 所属 | 職名 |
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鎌田 伊佐生 | 新潟県立大学国際経済学部 | 教授 |
阪本 浩章 | 神戸大学経済学研究科 | 准教授 |