2014年10月20日
10月17日(金)に応用マクロ経済学セミナーを開催し、大阪大学の堀井 亮先生にお越し頂き、“Economic Growth with and without Endogenous Formation of General Purpose Technologies”というタイトルで報告していただきました。
この研究では、電気や電話、インターネットのプロトコルといったような汎用技術 (General Purpose Technology, GPT)が持つ、景気循環と経済成長における役割を明らかにしています。特に、既存の研究とは異なり、一つの枠組みの中で長期のなだらかな成長と、内生的なGPTの出現によるサイクルを生み出す事が示されました。また、成長能力や社会厚生的な観点からGPTのメリット、デメリットが議論されました。