京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

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卒業生・同窓会

“経済学部公開セミナー「留学×就職=?」”が開催されました

 

10月9日、エラスムス・ロッテルダム大学Kristel Baele学長、同大学Ben Wubs教授、Jos De Mul教授を迎え、“経済学部公開セミナー「留学×就職=?」”を開催しました。当該大学は、ヨーロッパの複数の大学が合同で修士学位を授与するG L O C A Lプログラムの構成メンバーです。G L O C A Lプログラムは、現在、京都大学経済学研究科がグラスゴー大学、バルセロナ大学とともに設置を進めている国際共同学位プログラムの母体でもあり、これまで以上にエラスムス・ロッテルダム大学と本学経済学部・研究科との交流の活性化が期待されています。

イベントの前半部では、エラスムス・ロッテルダム大学の国際化に向けた取り組みをBaele学長から紹介された他、前述のGLOCALプログラムについて担当教員から説明がありました。本学の登壇者からはこれから留学の可能性を探る段階の学生に向けて、留学プログラム、海外で学ぶことがどう就職に結びつくか、そして国際共同学位プログラムとは何かについて解説がされました。
それに続きGLOCALプログラム参加生による経験談、さらに国際事業を展開する日系企業で活躍する本学卒業生より企業が求める人材についてのお話など、複数の視点からのアプローチにより留学に対してより具体的なイメージを描けたのではないでしょうか。
イベントの後半では、英語での模擬レクチャーが両大学教員および修了生により行われ、ディスカッションを含めなごやかかかつ活発に締めくくられました。

経済学部・研究科では更なる教育のグローバル化を目指すと同時に今後もこのような取り組みを継続し、学生の国際化の涵養に努めていきます。