京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

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経済学研究科・博士後期課程の小川翔吾さんが令和3年度「京都大学総長賞」を受賞しました

令和3年度の「京都大学総長賞」の表彰式が2022年3月16日に挙行され、経済学研究科・博士後期課程の小川翔吾さんが表彰されました。
小川翔吾さんは、在学中に査読付国際学術誌に3本の論文を掲載し、優秀卒業論文受賞、経済学部卒業生副代表、優秀修士論文受賞、修士課程修了生正代表、京都大学経済学部百周年記念賞受賞といった顕著な業績を有し、本学の名誉を高め、「京都大学総長賞(対象分野:学業)」を受賞しました。
 小川翔吾さんの研究テーマは、「不均衡マクロ経済学の理論分析」であり、需要と供給の一致する均衡状態の経済だけでなく、需要と供給が一致しない不均衡状態の経済も取り扱い、現実の経済の様々な局面の分析を可能にする画期的試みです。不均衡理論の研究は複雑かつ高度な分析が必要となるため、小川翔吾さんは卓越した分析力と数学的処理力によって分析上の困難を克服し、独自の不均衡理論を切り拓きつつあり、在学中のその研究成果は3本の論文として査読付国際学術誌に公刊されています。

京都大学総長賞表彰式の様子

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