Research Project on Renewable Energy Economics, Kyoto University

京都大学経済学研究科

再生可能エネルギー経済学講座

本講座(第2期)は、2024年3月31日をもって終了いたしました。

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No.42 RE100加盟企業の属性分析

2022年6月
栗田 郁真
京都大学大学院 経済学研究科 再生可能エネルギー経済学講座 研究員

 パリ協定の下で各国が2050年までに温室効果ガス排出量の大幅な削減を目指すうえで、再生可能エネルギー
のより一層の利用拡大が求められる状況にある。そのなかで、企業が自らの事業の使用電力を100%再生可能
エネルギーで賄うことを目指す国際的イニシアティブである「RE100」に加盟する企業が年々増加している。
本稿は、RE100 に加盟した世界各国の企業183 社の企業属性の構成を検討し、加盟企業数の多いアメリカ・
日本・イギリスの国別でその構成の比較を行った。さらに、アメリカ・日本・イギリス各国での加盟企業と
未加盟企業の属性の構成を比較することで、アメリカ・日本・イギリスのRE100加盟企業が(未加盟企業と
比べて)どのような特徴を持つかを検討した。

キーワード:再生可能エネルギー、RE100、クラスカル・ウォリス検定、アメリカ、日本、イギリス