Research Project on Renewable Energy Economics, Kyoto University

京都大学経済学研究科

再生可能エネルギー経済学講座

本講座(第2期)は、2024年3月31日をもって終了いたしました。

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西野 寿章

西野寿章

西野 寿章
高崎経済大学名誉教授

【プロジェクトに関連する業績】

西野寿章(2018)「戦前の山村の電気事業計画における財政構造と住民負担―岐阜県旧宮村と長野県旧三穂村を事例として―」,産業研究(高崎経済大学地域科学研究所)54-1,pp.1-26.

西野寿章(2019)「戦前の農村における電気利用組合の設立と経営―長野県旧竜丘村を事例として―」,地域政策研究(高崎経済大学地域政策学会)21-4,pp.83-96.

西野寿章(2019)「戦後の縁辺地域における住民と協同組合による電気供給とその顛末(1)―北海道雄武枝幸町電気組合を事例として―」,産業研究(高崎経済大学地域科学研究所)54-2,pp.72-81.

pdf最近の研究業績(522.06KB)

【メッセージ】

長年にわたって過疎問題,林業振興に関する山村地域問題を研究しながら,戦前,戦後の内発的な地域電化の地域的成立条件に関する研究を進めてきました。戦前の電気事業の諸形態には,再生可能エネルギーを主軸とした分散型電力システム構築のヒントがたくさん含まれています。福島第1原発事故から時間が経つにつれて原発問題,再生可能エネルギーの活用に関する議論が下火になってきたように感じています。地方分権と絡ませながら,地域づくりにも結びつく分散型電力システム構築のための議論ができれば幸いです。よろしくお願いいたします。

【関連URL】