Research Project on Renewable Energy Economics, Kyoto University

京都大学経済学研究科

再生可能エネルギー経済学講座

本講座(第2期)は、2024年3月31日をもって終了いたしました。

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中山 琢夫

中山琢夫

中山 琢夫
千葉商科大学基盤教育機構
准教授

【所属機関】

千葉商科大学基盤教育機構

【研究テーマ】

再生可能エネルギーの主力電源化、都市・地方のエネルギー経営、地域の持続可能な発展

【ディスカッションペーパー(DP)】
【プロジェクトに関連する業績】

1.中山琢夫(2019)「電力市場に分散型電力と柔軟性を供給するVPP(バーチャル発電所」諸富徹編著『入門 再生可能エネルギーと電力システム-再エネ大量導入時代の次世代ネットワーク』(日本評論社)第3章

2.中山琢夫(2018)「再エネが農山村にもたらす経済的な力」『科学』(岩波書店)Vol.88 No.10, pp.997-1004

3.中山琢夫(2017)「ドイツのシュタットベルケは、配電網の再公有化を通して何を目指しているのか」『経済論叢』(京都大学経済学会)190(4)、pp.39-52

pdf最近の研究業績(759.33KB)

【メッセージ】

再生可能エネルギー(再エネ)は近年劇的に成長しています。再エネが大量導入され導入コストが下がり主力電源化して行くにつれ、再エネ電気も卸電力取引所において市場取引されることが求められるようになってきます。【部門A】研究では、とくに再エネをどのように市場統合していくかという課題に取り組みたいと考えています。一方、ローカルな自治体レベルでも、その地域特性を勘案しながら分散型の再エネを有機的に利活用すれば、SDGsが言うような都市・地方の持続的な発展を展望することができます。【部門B】研究では、地域循環共生圏構想を念頭におきながら、自治体レベルでの地域付加価値創造分析を発展的に進めてゆきたいと考えています。