留学体験談 -experience-
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チェンマイ大学 -Chiang Mai University-
研究・学習成果 -studying-
- チェンマイ大学では経済系の科目を3つ履修しました。京都大学では経営系ゼミに所属しているということもあり、経営系の科目を多く選択してきていたので、英語で経済系の科目を学習することは大変でしたが、とても良い勉強になりました。
- 第二言語で新しい分野を学ぶということは、わからない点などをたくさんの資料を読んで調べたり、教授に質問したりする機会が多くなるため、とても有意義なことだなと感じました。
- グループワークが多かったり、インターネット関連の課題が多かったりと、普段とは異なるスタイルの講義でしたが、周りの学生と協力しながら最後まで楽しく学習することができました。
チェンマイ大学での学習目標として観光をキーワードに掲げていましたが、関連科目がなかったため講義としては学習できませんでした。しかし、タイの分かであるソンクラーンやほかにもたくさんのイベントに参加することで、観光都市であるチェンマイの雰囲気を肌で感じることができてよかったです。
出発前の各種手続き、準備 -preparation-
- ビザ申請のために大使館へ行かなければなりません。
- インターネットで狂牛病の予防接種を受けておいたほうがよいという情報を見たので、摂取しました。本当は半年かけて3回受けなければならないのですが、出発までの時間が足りなかったので2回だけの接種になりました。
- 履修登録を事前に日本にいる間にする必要があると言われていましたが、実際には現地で担当の方と相談しながら選択することができました。なお、インターネットに載っている科目はあくまでも参考であり、登録できる科目が限られていたり、掲載されていない科目があったりしたため、結果としては、予め日本で履修しようと思っていた科目とはすべて異なる科目を履修しました。
- 日常生活で使えそうなタイ語を調べたり、簡単な単語はメモしたりと、タイ語圏での生活に少しでも早くなじむことができるように準備をしました。
寮生活、その他生活 -living-
- チェンマイ大学には留学生用の寮はなく、大学が斡旋するマンスリーホテルを利用しました。1人部屋で、ベッドもキングサイズを大きく、冷蔵庫、エアコン、Wi-Fiは備わっていたので助かりました。ただ、ポットやドライヤー、トイレットペーパー、電子レンジなどはないので、ポットとドライヤー、トイレットペーパーは現地にて調達しました。掃除に関しては、有料でホテルの方に掃除を頼めるサービスもありましたが、自分を含めほとんどのマンスリー滞在者は自分で掃除をしているようでした。また、マンスリーホテルとはいえデイリーの利用も可で、フロントが24時間空いていたり、ガードマンもいたりと、安全面に関しては問題なく過ごすことができました。立地も大学の正門から徒歩10分ほど、近くの大きなデパートまでも徒歩10分ほどと便利な場所でした。
留学中の問題点・困難な点 -difficulties-
- 治安が驚くほど良く、人も優しいのでほとんど困ることはなかったのですが、大学から外に出ると英語の通じない現地の方もちらほらいたので、コミュニケーションをとるのが難しいときがありました。ただ、スマホの翻訳アプリを使用したり、お互いに理解しようとすることで最終的には伝わることが多く、それほど気にはなりませんでした。
- チェンマイには電車が通っていないので、車やバイクのない留学生はアプリを使ってタクシーを呼んだり、ソンテウという乗り合いバスに乗ったりする必要があります。ソンテウは安価ですが、エアコンがついていないので、暑い時期にはすこししんどかったです。その点タクシーにはエアコンがついており、ソンテウよりは高くなるものの、日本の料金よりは断然安いので、そちらを利用することをおすすめします。とくに2人以上で乗る場合にはソンテウよりも安くつくことがあるので、チェンマイに着いたらアプリをインストールすると良いと思います。
当初の目標と達成度、これから留学する人へのアドバイス -achievement and advises-
- 観光都市という観点について学習することは叶わなかったものの、たくさんの人と出会い、その国独自の文化に触れるという点については達成できたのではないかと思います。
- 留学期間にタイの旧正月が重なり、ソンクラーンという水かけ祭に参加することができました。まさに文化体験ができ、とても充実した時間を過ごすことができました。
- チェンマイ大学はイベントの多い大学で、毎週のように新しい出会いがあったり、楽しいアクティビティに参加できたりするので、留学生活は本当に楽しかったです。
- チェンマイ大学の学生はとても優しく、日本文化に興味を持っている方もたくさんいたので、もっと留学先の文化を知ってから留学すればよかったなと思いました。
- 英語が公用語ではない国に留学するというのは、自分の視野を広げられる良い機会になります。今回の留学ではたくさんの友達に恵まれ、物価も安く、充実した毎日を過ごしたことで、チェンマイを第二の故郷と言えるほどチェンマイが大好きになりました。みなさんも機会があれば、ぜひチェンマイ大学への留学を視野に入れてみてください。