京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

留学体験談 -experience-

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ヨンショーピング大学 -Jönköping University-

研究・学習成果 -studying-

  • 留学を通じて、様々な文化的背景を持つ学生と接することで以前よりも多様な見方ができるようになりました。
  • 英語運用能力も大幅に向上し、英語を通じておこなうコミュニケーションを自然にこなすことができるようになりました。

出発前の各種手続き、準備 -preparation-

  • VISAの取得、特に留学先の住居探しとその手続きが大変でした。現地入り前に住居が見つけられない場合は、当面滞在できるホテルなどの宿泊場所を確保しておいたほうがいいと思います。

寮生活、その他生活 -living-

  • ヨーロッパ、特に北欧においては物価が高いので基本的に自炊生活になります。また、日本食を見つける機会がほとんどなかったため、食生活には苦労しました。
  • 寮ではなく、現地のスウェーデン人とシェアハウスで生活したのですが、トラブルもなく、楽しく暮らすことができました。また、他人と一緒に暮らすことで、以前より協調性を身に着けることができました。

留学中の問題点・困難な点 -difficulties-

  • もっとも辛かった点は食事でした。北欧となると、文化が日本とまったく異なっており、日本では当然手に入るような食材や調味料なども手に入れるのが困難でした。
  • 物価が日本の約1.5倍で、金銭面における不自由を感じました

当初の目標と達成度、これから留学する人へのアドバイス -achievement and advises-

  • 今回の留学は、将来国際的に働く際に活かすことのできる英語力、そして多種多様な文化的バックグラウンドを持つ人たちとの建設的な議論をする能力を身に着けることを目的としていました。この目標を踏まえたうえで今回の留学に点数をつけるのであれば、80点になります。というのも、私は今回の目標を踏まえ、大学の友人との交流に一番重きを置いていました。密度の濃い学友との交流を通して、5ヵ月という短期にもかかわらず、英語力を大幅に伸ばすことができ、帰る際には途切れなく会話できるほどの英語力を身に着けることができました。この点においては充分満足しています。しかしながら、専門的なトピックにおける議論となると、相手の考えをしっかりと把握したうえで上手く自分の考えを伝えるのが難しく、まだ課題が残されていると感じました。
  • これから留学する人へのアドバイスとしては、より多くのイベントに参加し、より多くの友人を作ろうと努力することが最も大切だと伝えたいです。初めのほうは英語でのコミュニケーションのしんどさにストレスが溜まり、気乗りしない日もあるかもしれません。しかし、努力を怠らなければ、きっと後々の英語力の向上、また充実した留学生活につながります。