京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

留学体験談 -experience-

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国立台湾大学 -National Taiwan University-

研究・学習成果 -studying-

  • マクロ経済学、ミクロ経済学、インベストメントの講義など、内容としては京大で既に学習したことを英語で学び直すといった形のものもありましたが、講義とグループワークがバランスよく組み込まれており、多くの留学生と交流する良いきっかけとなりました。結果として学部レベルの経済学の良い復習となり、グループワークにおいて台湾の金融市場分析を行ったことで、台湾経済について深い視座を身に着けることができました。
  • 周囲に経済史・政治史を専攻している学生が多く、日台関係や太平洋戦争以降の歴史について議論する時間が多かったです。
  • 日本人・台湾人・その他留学生と共にこういった貴重な時間を過ごすことができたことは、台湾留学冥利に尽きると感じました。

出発前の各種手続き、準備 -preparation-

  • 一般教養の中国語の講義に加えて、留学前の夏休みに中国語会話の勉強を独学で行いました。

寮生活、その他生活 -living-

  • 一人部屋に応募したものの、抽選の結果二人部屋となってしまいましたが、特に問題はありませんでした。
  • 寮には多くの留学生・台湾人の学生が滞在しており、他学生との交流という点では最高の環境でした。寮自体も清潔で大学から近く、インターネット環境も整備されており、不満を感じることはありませんでした。
  • 滞在した寮にキッチンがなかったため、毎食が外食になるという点で食事面は少し苦労しました。

留学中の問題点・困難な点 -difficulties-

  • 特に大きな問題点はありませんでしたが、留学して1ヵ月ほど経つと台湾の食事が合わなくなりました。しかしながら、日本食や海外料理の店も大学周辺には充実しており、そういったお店に通い詰めることで対応しました。

当初の目標と達成度、これから留学する人へのアドバイス -achievement and advises-

  • 当初の目標は英語・中国語の向上と、アジア経済への理解を深めることでした。その点での達成度は50%程だと考えます。留学途中で語学学習を英語に絞ったため、中国語は日常会話初歩レベルにとどまってしまいましたが、この学習の方向転換自体には個人的には後悔していません。
  • 中国語を勉強したいという学生が留学するには最高の環境なので、そういった方にはぜひおすすめしたいです。もちろん、英語の授業も充実しているため、英語と中国語をバランスよく勉強することも十分可能です。