資料のタイトルや著者名、出版社、ページ数や大きさなど、その資料が確かにその資料である、と判断できる資料情報を「書誌的事項」と言います。それに加えてどこの図書館のどのあたりに所蔵しているかといった「所蔵情報」があるものを「(所蔵)目録」といいます。探している図書や雑誌がどこにあるのかを調べるために必ず検索する必要がある物です。
これには三つの種類があり、本の形をしているものを「冊子体目録」と呼び、河上文庫や財部文庫などの貴重書の多くはこの冊子体目録になっています。また、カードの形になっているものを「カード目録」といい、附属図書館にある京大全学の所蔵を古いところから調べられる「全学総合目録(カード)」や法学部図書室カード目録などはこれになります。もし古い図書を探す必要がある場合は、このカード目録をひく必要があります。さらに、Webで検索可能なものを「オンライン目録(OPAC)」といいます。京都大学蔵書検索(KULINE・京都大学OPAC)がそれにあたります。
経済学部図書室では遡及作業により漢籍や貴重書をのぞくほぼすべての資料が入力されています。
経済学部所蔵日本語図書(和書)のローマ字表記法
経済学部図書室では、日本語の図書も、英語の図書、雑誌などすべてがアルファベット順に並んでいます。ローマ字表記は以下のようなルールに基づいています。
*修正ヘボン式(標準式)を一部改変