京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

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講師

鈴木 寛之(すずき ひろゆき)

基本情報
  • 学位:
    マンチェスター大学ビジネススクールPh.D. in Accounting and Finance
  • 担当講義科目:

    【学部】原価計算論、管理会計、外国文献研究

    【大学院】会計文化論、Managerial Accounting
  • 専門分野:
    管理会計
  • キーワード:
    責任会計、アカウンタビリティ、環境管理会計、学際的会計研究、定性的研究
主要著作・論文
  • ”Amoeba management and organizational ambidexterity: Similarities, differences, and implications for organizational fit and success” (with Ralph Adler and Toshiro Hiromoto), International Journal of Productivity and Performance Management, 2019, 69(2), pp.405-427
  • 「京セラ・アメーバ経営と経営環境の変化―責任会計論と管理者行動の観点から」アメーバ経営学術研究会編『アメーバ経営の進化―理論と実践』2017年、中央経済社、211-232頁
学生に一言

大学の学問を通じては、既存の概念や技法をただ鵜呑みにするのではなく、前提を疑ってみたり現実の文脈を勘案してみたりしながら、その概念や技法の適合性・妥当性について批判的に検討する思考回路を身に着けていってください。特に、管理会計は組織運営のみならず個人生活を送る上でも活用できる実学的側面を強く持っているので、獲得した知識を日常生活の中でどう活かせるか、また活かすためには何が必要となってくるかを考えていってもらえればと思います。

自己紹介

山梨県甲府市出身で、一橋大学商学部、同商学研究科修士課程および博士後期課程、英国マンチェスター大学ビジネススクール博士課程へ進学し、同国スウォンジー大学講師とブリストル大学講師を経て2021年6月に本学に着任しました。会計には現実世界を計数的視点で切り取って写し出す力だけでなく、その切り取って写し出したものを通じて現実世界を特定の方向に形作っていく力も備わっているという考え方に立脚して、会計情報と人間行動や文化社会との関係性を研究しています。

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