京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

概要

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経済学部

 京都大学経済学部は、1919年に、法学部(法科大学)から分かれて誕生しました。2019年に創立100周年を迎えました。その前身は、1899年に法学部(法科大学)内で始められた経済学関連の講義です。日本における経済学の研究と教育に関しては、最も古い伝統を持つ学部です。その1世紀を超える歴史の間に、京都大学経済学部は、経済学を中心として著名な研究者を輩出するとともに、日本経済をリードする個性的な実業界のリーダーや、社会の各方面で活躍する人材を送り出してきました。経済学部は、経済システムの高度化、市場の進化、そして経済のグローバル化を受けて、絶えず先進的な経済学と経営学の研究を進めています。それをふまえて教育の内容について先端的なものとするとともに、そのグローバル化を進めています。

 

経済学研究科

 京都大学経済学研究科は、戦前からの京都大学の経済学研究を引き継ぐ形で1953年に現在の新制大学院として設置されました。現在は、経済学・経営学の6つの分野(近代経済学理論、近代経済学応用、社会経済学、経済政策、経営学・会計学、歴史・思想史)において、内外の先端的な研究者と交流しつつ自由闊達な議論を行いながら、独自の自由で多様な発想を持つ研究を進めています。英語履修や国際フィールドワークのプログラムの設置など大学院の研究教育のグローバル化も積極的に進めております。その修了者の多くが、大学、研究機関、シンクタンクなどで研究職となり、内外の学会で活躍をしております。今後は、先端的な知識と研究能力を持つ高度専門人材として、経済活動や企業経営のリーダーとしても期待されてもいます。