京都大学 大学院経済学研究科・経済学部

セミナーシリーズ

経営学セミナー(2022.8.30)(JST受託研究(RISTEX)「大学発シーズの上市に関わる価値連鎖診断プロトコルの開発と実装」プロジェクト研究会,組織学会国際委員会および日本経営学会と共催)

Cornelia Storz(Professor, Goethe University Frankfurt)

開催日:
2022年8月30日(火)13:30-16:45
場所:
ハイブリッド:ケーススタディ演習室(経営管理大学院 総合研究2号館3階)及びZoom
言語:
英語
コーディネーター:
山田 仁一郎

タイトル: 

“Knowledge Spillover between Science and Industry”

概要:
コーネリア・シュトルツ教授は、ゲーテ大学フランクフルト校にて、日本・東アジアを中心としたイノベーションとアントレプレナーシップのチェアを務める。研究テーマは、既存企業や起業家がどのようにイノベーションを起こすのか、大学がどのように知識創造を刺激するのか、組織がどのように制度環境によって促進されるのか、デジタル企業がどのようにアイデンティティを管理するのか、などの研究を推進している。また、発展途上国におけるイノベーションと起業家精神に関する問題にも取り組んでいる。
コーネリアの研究プロジェクトは、ドイツ研究財団(DFG)、フォルクスワーゲン財団、日本学術振興会(JSPS)、連邦教育研究省(BMBF)から資金援助を受けており、フランクフルト大学入学以前は、デュイスブルク・エッセン大学、ブレーメン市立応用科学大学、マールブルク大学で教鞭をとっていました。また、大阪大学客員教授、スタンフォード大学ビジネススクール、ケック大学院大学(カリフォルニア州クレアモント)、一橋大学イノベーション研究センター(東京)の客員研究員も務めている。また、経済産業省RIETI(経済産業研究所)に客員研究員として招聘されている。
本セミナーでは、JST受託研究(RISTEX)「大学発シーズの上市に関わる価値連鎖診断プロトコルの開発と実装」プロジェクトの研究会の一環として開催されるものである。シュトルツ教授の長年の公的研究機関やアカデミアでの経験、近年、国際学術雑誌に発表してきた論文の内容、およびそれらの研究調査の舞台裏の話から、知識移転全般の様々な論点と制度的課題についてお話いただく。技術移転の経営学と政策実務をつなぐことに関心のある関係者にとって興味深い内容となると思われる。

セミナーに参加される方は以下のリンクより8月25日の15時までにご登録ください。Zoom参加の方は、開催前日までにZoomリンクをお送りします。
※ 定員に達した場合は早く締切る場合があります。

参加申込サイト:
https://docs.google.com/forms/d/1N_Ji8i2wcpJy20Wz7YKbD3X4kFsTnUXrpi2A-es90dU/edit?usp=sharing