セミナー「中国排出量取引制度の現状と課題」
このたび京都大学大学院経済学研究科にて、中国のエネルギーシステムおよび関連政策研究のスペシャリストでいらっしゃる、中国エネルギー研究所の馮昇波教授をお招きして、排出量取引制度に関するセミナーを開催することになりました。
日本でもその本格導入の検討が始まっている排出量取引制度について、中国の現状と課題を直接、中国の専門家から伺うことのできる貴重な機会です。ご関心のおありの皆様には、奮ってご参加いただければ幸いです。
諸富 徹
【報告タイトル】
The Construction of China’s Carbon Market: Effectiveness and Reflections
【日 時】
11月18日(月)9:30~11:00(対面で実施)、終了後、12:00まで交流会
(交流会では、馮先生が会場に残られます。参加者の皆様と馮先生が親しく歓談する時間となります)
【場 所】
京都大学大学院経済学研究科(法経済学東館B1F 三井住友銀行ホール)
https://www.econ.kyoto-u.ac.jp/access/
【講演者】
エネルギー研究所・馮昇波 教授
【要 旨】
Carbon emissions trading is a crucial policy tool for controlling greenhouse gas emissions in China. Over more than a decade, the construction of pilot carbon markets has yielded positive outcomes and provided valuable insights for developing a national carbon market. This study systematically evaluates the performance of China’s pilot carbon markets and their carbon quota allocation methods. Drawing on the experiences and lessons from China’s pilot programs and international carbon market initiatives, we analyze the challenges facing the national carbon market and propose relevant policy recommendations.
※報告は英語で行わせていただきます。